Cortex-A8「ConnectCore Wi-i.MX51」の開発キットを発売

低消費電力、ワイヤレス マルティメディアデバイスの短期開発可能に

ディジ インターナショナル株式会社(本社・渋谷区、ジョー・ダンズモア代表取締役)は、このほど、低電力ワイヤレスマルチメディアアプリケーション専用に設計された業界初のコアモジュール、ConnectCore Wi-i.MX51を搭載した「ConnectCore Wi-i.MX51 Digiジャンプスタートキット」を発表しました。

本開発キットは、開発ボード、Windows Embedded CE 6.0 R3ボードサポートパッケージ(BSP)、7インチ WVGA LCDディスプレイといった、ワイヤレス製品開発を容易化するのに必要なあらゆるツールを同梱しています。ConnectCore Wi-i.MX51は、医療機器、デジタルサイネージ、輸送、セキュリティ/監視、POS装置、産業オートメーション技術といった分野で、厳しい性能が求められる低電力の組込みアプリケーションの有線および802.11nネットワーキングを可能にします。


「ConnectCore Wi-i.MX51 Digi ジャンプスタートキットは、先進的なユーザインタフェースとマルチメディア能力を備えた低電力ワイヤレス機器の開発に必要なあらゆるツールを搭載しています。設計技術者は、製品設計の他の要素に集中でき、製品を迅速に市場に投入することが可能となります」と、Digi Internationalのグローバルセールス&マーケティング上級副社長のラリー・クラフトは話しています。


ConnectCore Wi-i.MX51は、新製品の高性能Freescale i.MX515 ARM Cortex-A8プロセッサ(600/800MHz)を搭載した32ビットモジュールです。Freescaleの10年間のプロセッサの入手保証とDigiの5年間の製品保証を備え、業界で最も長期な製品供給ソリューションとなっています。


ConnectCore Wi-i.MX51は、10/100 Mビット イーサネットネットワーキングおよび、あらかじめ認証取得済みの802.11a/b/g/n無線インタフェースを備えています。電波法認可済のため、ユーザでのコストと時間がかかるワイヤレス製品認証の必要がありません。本モジュールはまた、強力なイメージ/ビデオ処理、デュアルディスプレイ機能、内蔵ハードウェア暗号化アクセラレータ、工業温度対応、内蔵加速度計、ZigBeeコネクティビティオプションといった機能も搭載しています。


Windows Embedded CE 6.0 R3版のConnectCore Wi-i.MX51 Digi ジャンプスタートキットは85,500円(税別)です。また、組込みLinux版も用意しています。カスタマイズは、Digiの設計およびワイヤレスコンサルティング部門で対応します。詳細は、www.digi.com/ccwimx51をご参照ください。また、本製品のデモを交えたイベント「Digi Embedded Technology Forum 2010 TOKYO」を3月11日に開催します。リンク

このプレスリリースの付帯情報

ConnectCore Wi-i.MX51モジュール

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