logo

富士通: 日本原子力研究開発機構様の新スーパーコンピュータシステムが稼働

Tokyo, Mar 1, 2010 - (JCN Newswire) - 富士通(TSE:6702)は、独立行政法人日本原子力研究開発機構(本部:茨城県那珂郡東海村、理事長:岡崎 俊雄、以下、原子力機構)様の新スーパーコンピュータシステムを原子力機構様と共同で構築しました。新システムは、原子力機構様において、3月1日より稼働を開始しました。

Tokyo, Mar 1, 2010 - (JCN Newswire) - 富士通(TSE:6702)は、独立行政法人日本原子力研究開発機構(本部:茨城県那珂郡東海村、理事長:岡崎 俊雄、以下、原子力機構)様の新スーパーコンピュータシステムを原子力機構様と共同で構築しました。新システムは、原子力機構様において、3月1日より稼働を開始しました。

新システムで実施したLINPACK(注1)(リンパック)ベンチマークによる性能測定では、186.1テラフロップス(注2)(以下、TFLOPS)の実行性能を達成しました。この結果は、最新のTOP500リスト(注3)(2009年11月発表)において、日本1位に相当します。

なお、新システムは、原子力機構様において、核融合シミュレーションをはじめとする原子力分野のさまざまな研究開発で活用され、安全な原子力エネルギーの実現に役立てられる予定です。

新スーパーコンピュータシステムの概要

新システムは、3つの異なる用途の計算サーバシステム(大規模並列演算部、次世代コード開発部、共有メモリ型演算サーバ)からなる複合システムです。中核となる大規模並列演算部は、当社の最新のブレードサーバ「PRIMERGY(プライマジー) BX900」2,134ノード(4,268CPU、17,072コア)を最新の高速インターコネクト技術である「InfiniBand QDR」で接続することで、高性能な並列環境を実現しています。

また、次世代コード開発部に「FX1」300ノード、共有メモリ型演算サーバにUNIXサーバ「SPARC Enterprise M9000」1ノード、ディスクアレイ装置に「ETERNUS DX80」36台が採用されています。

3つの計算サーバシステムには、全て当社のHPCミドルウェア「Parallelnavi(パラレルナビ)」シリーズを採用し、共通のプログラム開発・実行環境と一元的な運用管理による利便性の高い利用環境を実現しています。

性能測定結果

新システムの中核となる大規模並列演算部「PRIMERGY BX900」のLINPACKベンチマーク性能測定において、以下の結果を達成しました。

この結果は、最新のTOP500リスト(2009年11月発表)において、実行性能で日本1位、世界でも19位に相当するものです。

---------------------------------------------------------------
測定結果 TOP500リスト 測定環境
(2009年11月)との比較
---------------------------------------------------------------
実行性能 186.1 TFLOPS 日本1位、世界19位 「PRIMERGY BX900」
2,134ノード
(理論ピーク性能200TFLOPS)
---------------------------------------------------------------

この測定結果は、当社の高性能な最新ブレードサーバ「PRIMERGY BX900」、HPCミドルウェア「Parallelnavi」、およびプログラムチューニングなどのシステム構築技術が結びつくことにより実現したものです。

特に、ブレードサーバ間の高速なデータ転送を実現するため、各ブレードサーバに「InfiniBand QDR」カードを二枚搭載し、片方向最大毎秒8ギガバイトの高速なデータ転送を可能としています。また、本システムに採用した「Parallelnavi」の科学技術計算ライブラリは、富士通研究所の技術を使った世界最高レベルの性能を有するもので、今回のLINPACK測定結果にも大きく貢献しています。

日本原子力研究開発機構 システム計算科学センター長 平山 俊雄様からのコメント

原子力分野の研究開発の推進においては、スーパーコンピュータを用いた計算科学的手法の活用が不可欠となっており、新システムの導入により、当機構の抱える膨大な計算需要に対応可能になると期待しています。また、本システムを活用して、2012年に稼働する次世代スーパーコンピュータの利用に向けたコード開発も進めていく計画です。

「PRIMERGY BX900」 について

「PRIMERGY BX900」は、当社がグローバルにビジネスを展開する最新のブレードサーバで、業界最高クラスとなる1シャーシ18枚の実装密度や毎秒6.4テラビットの総スループットなど他社を凌駕する性能を有しています。

本製品はスーパーコンピュータ向けにはもちろん、企業の基幹システム構築やサーバ統合、クラウド環境の構築など、幅広い用途にご利用いただくことができます。

資料:
PDF システム構成図(929KB)
リンク

注釈
注1 LINPACK:
コンピュータの性能計測プログラム。LINPACKベンチマークはスーパーコンピュータの性能比較プロジェクト「TOP500」の標準ベンチマークとして採用されている。

注2 テラフロップス(TFLOPS):
1テラフロップスは毎秒1兆回の浮動小数点演算速度。

注3 TOP500リスト:
世界のスーパーコンピュータ性能ランキング。
関連リンク
独立行政法人 日本原子力研究開発機構様 紹介サイト
リンク

当社のHPC 紹介サイト
リンク

当社のブレードサーバ 「PRIMERGY BX 900」紹介サイト
リンク

詳細は下記URLをご参照ください。
リンク

概要: 富士通株式会社

詳細は リンク をご覧ください。

お問合せ先:
本件に関するお問い合わせ
TCソリューション事業本部 TC統括営業部
電話: 03-6252-2554(直通)

[HPCビジネス全般について]
TCソリューション事業本部 TC戦略室
電話: 03-6252-2483(直通)
E-mail: contact-hpc@cs.jp.fujitsu.com

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。