米国の調査会社インフォネティクスリサーチ社の年刊調査レポート「固定とモバイルの加入者」が注目しているのは、下記のとおりである。
【主席アナリストStephane Teral氏の注目点】
世界的な景気後退によっても、通信サービスの利用は減少しなかったが、固定線通信からモバイル通信への移行は確実に加速した。2008年に5億のモバイル加入者数を誇る中国や、インドのあるアジア太平洋地域は、世界最大のモバイル加入者数を擁する地域であり、今後もその傾向は変わらないだろう。その次は、欧州・中東・アフリカであり、特にアフリカの成長が目覚しい。これらの地域、特にBRIC諸国(ブラジル、ロシア、インド、中国)での成長によって、少なくとも今後5年間は、モバイル加入者数は着実に成長するだろう。
【レポートハイライト】
●2008年の世界のモバイル加入者数は39億で、接続線加入者の10億の約4倍だった
●2007-2008年のモバイル加入者の成長率は17.4%で、接続線加入者は5.5%減少した
●接続線の減少は、特に北米や中国で進んでおり、その原因は、固定からモバイルへの移行、銅線から光ファイバーへの切替え、景気の減速によって、固定線を捨ててモバイルやスマートフォンだけにする人が多かったことによる
●世界の携帯電話加入者数は、2013年に59億に達するだろう
●世界のPON FTTH加入者数は、2008-2013年に年平均成長率32%で成長するだろう
【調査レポートの概要】
この調査レポートは、ケーブルブロードバンド、DSL、PON、イーサネットFTTH、住宅向けとSOHOのVoIP、IPTV、ケーブルビデオ、衛星ビデオ、モバイル(GSM、W-CDMA、TD-SCDMA、cdmaOne、CDMA2000)、モバイルブロードバンド(W-CDMA/HSPA、eV CDMA2000/EV-DO、LTE、電話ベース、PCベース)、モバイルビデオ(DVB-H、DVB-SH、3G/MBMS/TdTV、FLO、CMMB、その他)、WiMAXとWiMAX VoIP(802.16e、802.16d)、固定とモバイルの統合(FMC)、IMS加入者などの、固定接続線と携帯電話加入者数の2013年までの世界と地域毎の市場規模と予測を記載している。
カスタマイズ可能なピボットチャートと加入者タイプの比較分析、地域のサービスプロバイダ加入者のハイライト、基本的な市場の促進要因、技術開発、インフォネティクスリサーチ社のサービスプロイバイダcapexレポートからの抜粋、サービスプロバイダ、企業、加入者、世界経済などの市場環境の分析などを記載している。
【調査レポート】
固定とモバイルの加入者
Fixed and Mobile Subscribers - Annual Worldwide and Regional Market Size and Forecasts
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