業界初の低電力ワイヤレスマルチメディア用コアモジュール 「ConnectCore Wi-MX51」を発表

Freescaleのi.MX51プロセッサベース、802.11a/b/g/nとWindows CE 6.0 R3に対応

ディジ インターナショナル株式会社(本社・渋谷区、ジョー・ダンズモア代表取締役)は、このほど、低電力ワイヤレスマルチメディアアプリケーション専用に設計された業界初のコアモジュール、「ConnectCore Wi-MX51」を発表しました。

Freescaleの新しい高性能i.MX51プロセッサをベースにした業界初のワイヤレスモジュールであり、また802.11a/b/g/n無線LANを搭載し、Microsoft Windows CE 6.0 R3に対応する初めてのモジュールです。ConnectCore Wi-MX51は、医療機器、デジタルサイネージ、セキュリティ/アクセスコントロール機器、POS装置、産業オートメーション技術といった分野で、表示の性能が求められる低電力の組込みアプリケーションの有線および無線LANネットワーキングを実現します。


「ConnectCore Wi-MX51は、低電力のワイヤレスマルチメディアアプリケーションに最適の3つの業界初の特徴を備えています。まず、より高速で信頼性の高い表示機器のワイヤレスコネクティビティを実現するため、最新の無線LAN標準「n」のコネクティビティを提供していること。2つめは、最新の高い性能と電力効率を備えたFreescaleのプロセッサを搭載していること、3つめは、表示テクノロジー開発を実現するMicrosoftの最新のツールを備えていることです」と、Digi Internationalのグローバルセールス&マーケティング上級副社長のラリー・クラフトは話しています。


「i.MX51は、数多くの産業やコンシューマアプリケーションに最適な高性能プロセシング、先進のマルチメディア、低消費電力といった機能を搭載しています。DigiのConnectCore Wi-MX51に実装されることで、カスタマは、ネットワーク表示装置のすばやいタイム・ツー・マーケットを体験することができるでしょう」と、Freescale Semiconductorのマルチメディアアプリケーション事業部、製品管理ディレクタ、ケン・オブゼウスキ氏は話しています。


ConnectCore Wi-MX51は、プロセッサスピード600および800MHzの高性能ARM Cortex-A8を搭載した32ビットモジュールです。Freescaleの10年間のプロセッサの入手保証とDigiの5年間の製品保証を備え、業界で最も長期な製品供給ソリューションとなっています。


ConnectCore Wi-MX51は、10/100 Mビット イーサネットとあらかじめ認証取得済みの802.11a/b/g/n無線インタフェースを備えています。この電波法認可により、ユーザでのコストと時間がかかるワイヤレス製品認証の必要がありません。本モジュールはまた、強力なデュアルディスプレイ、マルチメディア能力、内蔵ハードウェア暗号化アクセラレータ、工業温度対応、ZigBeeコネクティビティ対応、Windows CE 6.0 R3 オペレーティングシステムといった機能も搭載しています。


すぐに使えるDigiジャンプスタート開発キットは、795ドルで近日発売します。本キットは、開発ボード、Windows CE BSP、7インチXVGAディスプレイを同梱しています。モジュールならびにWindows CEとLinux用のDigiジャンプスタートキットは、2010年第1四半期に提供予定です。カスタマイズについても、Digiのワイヤレスコンサルティング部門で対応可能です。詳細は、www.digi.com/ccwimx51をご参照ください。

このプレスリリースの付帯情報

ConnectCore Wi-MX51

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