Microsoft(R) Officeファイルに重要度を示すラベルを付与して情報資産の管理を行うソフト「SecureCube / Labeling」の提供を開始

企業内で取り扱う情報資産の識別・整理を実現

NRIセキュアテクノロジーズ株式会社(本社:東京都港区、社長:増谷洋、以下「NRIセキュア」)は、情報セキュリティ業界で初めてとなる、電子ファイル情報資産を重要度別に識別・整理を行うソフトウェア「SecureCube / Labeling(セキュアキューブ・ラベリング)」の提供を本日より開始します。「SecureCube / Labeling」は、クライアントPC側で情報資産を識別・整理する「Personal」と、サーバー側で情報資産の利用状況を収集・統合して管理する「Enterprise」の2種類があり、本日より「Personal」を以下のURLにて無償で配布します。
http://www.nri-secure.co.jp/service/cube/labeling.html

昨今、企業が保有する情報資産は加速度的に増え続けており、さまざまな情報資産が、複数のファイルサーバーや個人のPC、さらには外部記録メディアなどに散在しています。一方、多種多様なセキュリティ対策製品による情報漏えいの対策も行われていますが、社内の情報資産の流出を100%防止できていないのが現状です。そこで、NRIセキュアは、「情報資産が散在し、把握・管理が出来ていない」「情報資産の取り扱いルールを現場へ徹底させたい」などのお客様の声を元に「SecureCube / Labeling」を開発しました。


「SecureCube / Labeling Personal」は、クライアントPCでの利用となり、利用者が自分のPCで電子ファイル(Word、Excel、PowerPoint)を作成し、「保存」する時点で、そのファイルの重要度を「極秘・関係者限・社内限・公開」など利用者が自由に設定できるラベルから選択して付与ができます。また、ラベルを付与した電子ファイルを、格納場所や機密情報区分など利用者が設定した項目に沿って識別し、一覧にする情報資産管理台帳の作成も可能です。それにより、情報漏えいを未然に防ぐための対策と重要度の把握・管理を可能とする基礎が造り上げられます。なお、現時点では、Microsoft® Officeファイル※に対応していますが、今後は対象とする電子ファイルの種類を拡大していく予定です。


「SecureCube / Labeling Enterprise」は、管理サーバーでの利用となり、「Personal」との組み合わせにより全社レベルで統合的な情報資産の管理を可能にします。主に3つの機能があります。(1)利用者が識別・整理した情報資産を収集し、企業全体の統合資産管理台帳を多角的な視点で作成します。(2)利用者が付与するラベルのポリシーを全利用者に対して統一させます。(3)電子ファイルにアクセスし、ラベルを付与したログを統合管理することにより、情報資産に対するアクセスログを統合管理・分析・レポート化することが可能になります。「SecureCube / Labeling Enterprise」は、2010年1月に発売を予定しております。


「SecureCube / Labeling」は、「Personal」によるクライアント運用からスタートし、必要に応じて「Enterprise」と組み合わせたサーバー運用へと切り替えることもできます。組み合わせての運用を行う場合、付与したラベル情報は引き継がれるため、切り替え作業などは発生せず、より効果的に、企業内で取り扱う情報資産の識別・整理を実現が可能となります。

※Microsoft Officeは、Office2003、Office2007に対応しています。


ニュースリリースに関するお問い合わせ先
NRIセキュアテクノロジーズ株式会社 ソリューション事業部 山口、左、根本
TEL:03-6274-1011  E-mail:info@nri-secure.co.jp

このプレスリリースの付帯情報

SecureCube / Labeling イメージ図

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