Yokohama, Oct 8, 2009 - (JCN Newswire) - 米アナログ、高帯域通信、イーサネットICソリューションの業界のリーダーである米国マイクレル・セミコンダクタ社の日本法人マイクレル・セミコンダクタ・ジャパン株式会社(以下:マイクレル社、横浜市西区みなとみらい 代表取締役社長:山本一博)は本日、Hyper Speed Control(TM)アダプティブ・オンタイム・コントローラファミリの最新上位機種MIC2174を発表した。このICは高性能DC-DCコントローラで、クラス初の高デルタＶ(VIN=40V, VOUT=0.8V)で作動可能であり、最大25Aの負荷電流まで駆動できる。Hyper Speed Control(TM)アーキテクチャは必要とされる出力容量を大きく削減でき、優れた過渡応答を可能にしている。このソリューションは、産業機器向けの電源、自動車用機器、コンピューター周辺機器、分散型DC電源システムなどに最適である。MIC2174は現在、量産品の出荷が可能で、価格は1000個で$1.00から。
Micrel社電源製品部長John T. Lee氏は「最大入力電圧を40Vまで上げたことで、高デルタＶで動作する必要のある機器で、弊社のユニークなアーキテクチャのメリットを活用できるようになった。」また、「Micrel社独自のHyper Speed Control(TM)アーキテクチャでは、産業設備、自動車エレクトロニクス、分散型電源システムなどの機器に、BOMコスト削減や第一線級の過渡応答などすばらしいメリットを提供している。」と述べた。
MIC2174は、300kHzの固定周波数で動作し、広い負荷範囲で94％以上の効率を達成する。このICは使いやすく、ゼロ ESRの出力コンデンサを使っても安定動作するので、ロバストな設計が行え、使用するコンデンサの小型化も可能になる。MIC2174 Hyper Speed Control(TM)DC-DCコントローラは、3V～40Vの幅広い入力供給範囲で作動し、FET保護用にスイッチ・サイクル単位の電流制限も提供している。UVLO回路によって一時的電力低下が発生してもMOSFET過熱を抑制し、適切な動作を可能にしている。ソフトスタート機能では、突入電流を削減する。MIC2174Hyper Speed Control(TM)コントローラは、接合部動作温度範囲が-40℃～+125℃で、10ピンMSOPパッケージで販売される。
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概要： マイクレル・セミコンダクタ
マイクレル社はグローバルな半導体サプライヤーとして、アナログ、イーサネット、広帯域通信に使用されるICソリューションを世界市場に提供している。同社製品には最先端のミクスドシグナル製品、アナログ製品、パワー半導体、高性能通信用スイッチ、クロック管理スイッチ、イーサーネット・スイッチおよびPHY製品がある。ユーザーにはエンタープライズ、民生、工業、モバイル、通信、自動車、コンピューター製品などの有力メーカーが含まれる。
本社と最先端のウエハ－製造設備は米国カリフォルニア州サンノゼにあり、米州、欧州、アジア全域に地域販売代理店とカスタマーサポートの拠点、先端テクノロジーのデザインセンターがある。さらにマイクレル社は世界に広範な流通販売網と代表事務所を保持している。
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