九州大学が、ミラポイントのメッセージソリューションを採用し「全学基本メール」システムを構築

パンデミック対策として、7,700名の全教職員を対象とする確実な統一連絡網を確立 クラウド型サービスを検討の後、学内運用を重視してコストと管理性の条件を満たすアプライアンスを選択

メッセージングアプライアンスのリーディングベンダであるミラポイントジャパン株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長 湯佐 嘉人、以下 ミラポイント)と日商エレクトロニクス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 大橋 文雄、以下 日商エレ)は、九州大学の「全学基本メール」導入プロジェクトにおいて、メッセージアプライアンスサーバ「Mirapoint Message Server」、およびセキュリティアプライアンスサーバ「Mirapoint RazorGate」が採用され、本格稼動を開始したことを発表します。

九州大学では、新しいメールシステムを構築するにあたり、低料金の検索エンジン系メールサービスを検討しましたが、コミュニケーション基盤であるメールシステムを外部に預けることへの懸念がありました。
また、国立大学の責務としてメール運用技術も内部に養成するべきであるという判断から、学内で運用することを前提に、管理が容易でTCOを削減可能なミラポイントのアプライアンスソリューションを選択しました。
システムの設計・導入、およびサポートは、ミラポイントの国内販売代理店である日商エレの本社ならびに九州支店が担当しました。


昨今の経済状況からも、管理が不要で、コストを削減するサービス型メールソリューションの優位性に注目が高まっています。一方で、ミラポイントが2009年5月に実施した「クラウド型メールサービス」に関するアンケートによると、80%以上が「運用管理が容易でTCO削減が可能であれば、個人情報を含むメールシステムは手元に置きたい」と回答しています。
ミラポイントは、メッセージングに特化し、必要なコンポーネントを最適化してチューニングした状態で1台に統合した各種メールアプライアンス製品を提供し続けており、専用機ならではの導入、運用、管理の容易性がTCOの削減をもたらすとして高い市場評価を得てきました。
ミラポイントは、今回のアンケート結果を踏まえ、販売代理店との連携を一層密にし、さまざまな厳しい条件が強いられる大学をはじめとするお客様のニーズにお応えします。


※「クラウド型メールサービス」のアンケート結果を以下でご覧いただけます。
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◆ 導入の背景
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九州大学は、1911年に工科大学・医科大学からなる「九州帝国大学」としてスタートし、2011年で100周年を迎えます。1980年代には早くも学内で電子メールの活用を開始し、情報教育を目的として「教育情報システム」を構築し、1995年からは全学生約1万8,000人にメールアカウントを提供していました。教職員は個人の私有メールや携帯電話のメールを使用することが多く、さらに、全職員約7,700名のうち、連絡用のメールアカウントを登録しているのはわずか5,300名以下で、新型インフルエンザをはじめとするパンデミックに対応できる、緊急時の確実な連絡手段の整備が急がれていました。


◆ ミラポイントのアプライアンスソリューション選定のポイント
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パンデミック対策を考えた場合、早期の立ち上げが必要でしたが、国立大学の場合、購入予定価格が一定枠を超えると国際競争入札が義務づけられ、調達が1年後になってしまうことから、(1)限られた予算内、期間内に調達でき、(2)安定したメール環境を構築でき、さらに、運用管理に十分な人的リソースを割けないことから(3)運用管理負荷が少ないことが条件となりました。 そこで、予算に見合った価格で、導入・運用が容易なミラポイントのメール専用アプライアンスが採用されました。
ミラポイントのアプライアンスは、すべてのコンポーネントが最適化され1台に統合されており、一般の職員でも運用管理が可能なこと、また、他の大学での豊富な導入実績が高く、その信頼性と安全性が実証されていることがポイントとなりました。


◆ 導入システムと今後の拡張計画
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導入されたシステムは、メールサーバアプライアンスの「Mirapoint Message Server 6000」(M6000)を2台とメールセキュリティアプライアンスの「Mirapoint RazorGate 600」(RG600)を1台で、RG600は、スパム対策とともに、2台のメールサーバ(M6000)へのPOP、Webメールアクセス、SMTPトラフィックの振り分けを行っています。
導入時の負荷や日常の運用負荷が少ないことに加えて、M6000はLDAPサーバと連携して自動的に受信ボックスを生成する「オートプロビジョン機能」を備えているので、ユーザ管理の煩雑さが大幅に軽減されることも評価されています。九州大学では、全学基本メールの活用を習慣化し、緊急連絡のみならず日常的な教育、研究、業務に関する連絡基盤になることを期待しており、今後M6000をさらに追加し、1人あたりの容量割り当て増加を計画しています。


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■ 九州大学について
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1911年に工科大学・医科大学からなる「九州帝国大学」としてスタートし、2011年で100周年を迎える九州大学は、日本を代表する基幹総合大学としての伝統を積み重ね「アジアを拠点とした世界に開かれた大学」「都市と共に栄え、市民の誇りと頼りになる大学」として発展。2000年に大学院の教育組織を「学府」、教員の所属する研究組織を「研究院」とする学府・研究院制度を導入した同大学は、2003年に九州芸術工科大学と統合、2004年には国立大学法人に移行するなど、大幅な構造改革に取り組み続けている。


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■ミラポイントジャパン株式会社について
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ミラポイントは、企業、サービスプロバイダ、教育機関、および政府機関が利用するセキュアなメッセージング基盤を実現するメッセージングアプライアンスのリーディングベンダです。日々、世界では1億2000 万以上のミラポイント製メールボックスが稼動しています。ミラポイントは、メールサーバから、メールセキュリティ、MTA、そしてメールアーカイブまで、統合したメール環境を提供することで集中制御と管理性が高く、TCO(総所有コスト)に優れた"Secure Messaging Infrastructure"(安全なEメール基盤)を実現可能にします。


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■ 日商エレクトロニクス株式会社について
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日商エレクトロニクス株式会社は、ミラポイントのメッセージングソリューションをはじめ、幅広い業種のお客様を対象に世界の最先端技術を活用したソリューション/サービスをご提供いたします。
数々の国内初の実績、豊富な経験や技術力をベースに、お客様のニーズに最も適したソリューション/サービスをご提供できることが強みです。Eメールソリューションの分野では大規模エンタープライズ、学術公共機関、通信事業者を中心にメールセキュリティ、メールアーカイブを含めトータルソリューションを提供しております。

このプレスリリースの付帯情報

九州大学システム構成図

(画像をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。)

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