カラス対策でカラス激減

桜井地区では活動数が8割以上減少!

箕面市では、5月に動物対策チームを立ち上げ、カラス対策重点地区(桜井地区)を対象にカラスの生息状況や活動状況等の調査を行い、その結果を踏まえながらカラス対策を実施しています。
取り組みから4ヶ月で、カラスの活動数が8割以上減少し、大きな成果が出ています。

箕面市では、緊急雇用創出事業を活用し、5月11日(月曜日)に動物対策チームを立ち上げ、野鳥(カラス)やペット(猫等)による生活環境被害を改善するための対策を実施しています。
その対策の一つとして、カラスによる被害を改善するため、カラス対策重点地区(桜井地区)を対象にカラスの生息状況や活動状況等を毎日調査し、それらの調査結果を踏まえて対策を実施しています。その結果、カラスの活動数が8割以上も激減(約240羽から約40羽に減少)し、周辺住宅地への環境被害も減少していることが確認できました。
●実施結果(9/9時点)
   重点地区の活動数        約240羽 → 約40羽へ減少
   (内 訳)
    主に近隣市からの飛来数    約190羽 → 約40羽へ減少 
    重点地区をねぐらとする生息数 約 50羽 → 0羽へ減少
●生息状況及び活動状況調査結果
 調査期間   平成21年5月11日から毎日実施(現在も継続中)
 調査時間   午前4時~午前7時と午後5時~午後8時の一日2回実施
 調査方法   徒歩・目視 (ラインセンサス法)
 調査当初   ・午前4時~午前6時頃 南方面(豊中市側)から桜井に飛来(最大約190羽)
 の状況    ・午前8時頃から餌を求めて周辺に分散
        ・午後5時30分頃から桜井に再度集合し,分散して主に南方面に飛び立つ 
        ・桜井をねぐらに生息する数は約50羽程度
※ラインセンサス法:一人もしくは少数で調査地域の一定ルートを歩き、出現した鳥類(カラス)を全て記録する。
●対策
 生息状況及び活動状況調査結果から、カラス対策重点地区のカラスの大半が他の地域から集まってきていることが判明したため、平成20年度から実施していた捕獲を中心とした対策を次のように変更した。
  ・対策1  捕獲することから飛来の防止を中心とした対策へ変更する。
  ・対策2  ねぐらを解消するため、捕獲を中心とした対策をねぐら周辺で継続する。
●対策方法
鳥獣専門家のアドバイスは、「鳥獣(カラス)にとってその場所が危険な所であると認識させることが決め手である」とのことから、つねに刺激を変化させる対策を実施する。
(対策1)
  ・光るものによる防鳥(鏡等を用いて光により驚かす。)
  ・音による防鳥(超音波発生装置等を設置し、嫌がる周波数の音を流す。)
  ・鳥がいやがる臭い等による防鳥(乾燥させたヒトデをねぐら付近に設置する。)
(対策2)
   捕 獲  ・無双網による捕獲  19羽(9/11時点)
         ・檻による捕獲    62羽(9/11時点)
問い合わせ先
みどりまちづくり部 土木施設・動物担当 担当 橋川  
TEL 072-724-7039(直通)072-724-7039

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