ショットAG、スムーズなギアシフトが燃費の向上に寄与

ドイツの特殊ガラスメーカー、ショットAG(本社:ドイツ・マインツ市、ウド・ウンゲホイヤー会長)のエレクトロニックパッケージング事業部と、イギリスのセンサー技術メーカー、トランセンス・テクノロジーズ社(本社:イギリスは、オックスフォードシャー)は、駆動力、シフト、ハンドルの動きを正確に測り、運転の快適性と燃費を向上させる「SAWセンサー用ハウジング」の共同開発を行いました。当製品の日本での販売は、NECとの合弁会社、NEC SCHOTTコンポーネンツ株式会社(本社:滋賀県甲賀市、ラウパッハ‐スミヤ ヨーク社長)が行います。

今まで、多くのメーカーが2個のハウジングから成るトルクセンサーの生産をしていましたが、正確なトルク測定と、25万km以上とされる動作寿命期間での気密性の確保という点で、旧来の商品には難点がありました。
オートマチックトランスミッションは格段にスムーズになってきているものの、デュアルクラッチを採用してもギアシフトやアクセルの踏み込みの際、まだかなりの衝撃が感じられてしまいます。
また、新しいタイプのトランスミッションでも、優れた電子制御システムを採用し、衝撃を軽減しようとしていますが、車体やトランスミッションが古くなり、キャリブレーションが正確でなくなってくると、ギアシフト時に不安定なトルク変動が発生していました。
これは、動力伝達装置のトルクを直接測定でき、且つ生産可能なセンサーが存在しなかったからで、正確なトルク測定を行うには両ハウジングが十分な弾力性を持ち、且つ完全気密状態でなければならないため、成功には至っていませんでした。

当製品は3つの部品で構成されており、通常25万km以上とされる動作寿命期間の気密性を確保しています。また、駆動力、シフト、ハンドルの動きを正確に測り、運転の快適性と燃費を向上させます。
また、スムーズでガソリンを節約できるギアシフトが可能になるだけでなく、トラクション性能がアップし、電動パワーステアリングの操舵力が向上します。結果としてCO2排出削減にも寄与します。

トランセンス・テクノロジーズ社は、自動車メーカーならびに各自動車メーカーの1次、2次サプライヤーとの間で交渉を進めており、今後、自動車1台につきトルクセンサーを10ヶまで搭載するようになると見ています。

ショットAG社とトランセンス・テクノロジーズ社との協力体制は、2002年にスタートし、2004年には3つの部品で構成されたハウジングの開発に着手しました。現在、トルクをセンサーに伝達するため、高い弾性限界を持つ金属と、ガラスフリットタイプのハーメチック電気フィードスルーに適する様、焼鈍処理を施した金属を組み合わせた商品の量産を行っています。

このプレスリリースの付帯情報

(画像をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。)

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]