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サーモス、PTC(R)のPro/ENGINEER(R)を活用し、製品開発期間の短縮と製品開発数の増加を実現

世界各拠点のプラットフォームをPro/ENGINEERに統一、Windchill(R) PDMLink(TM)導入により、データ共有・業務連携も強化

【2009年9月9日】PTC(本社:米国マサチューセッツ州、Nasdaq: PMTC、会長兼CEO:リチャード・ハリソン)の日本法人であるPTCジャパン株式会社(本社:東京都新宿区)は、ステンレス製魔法びんのパイオニアとして知られ、業界トップクラスの世界シェアを誇るサーモス株式会社(以下、サーモス、本社:東京都港区)が、PTCの3次元CAD/CAM/CAEソフトウェアPro/ENGINEERおよび製品データ管理ソフトウェアWindchill PDMLinkを活用し、同社の設計業務の効率化とグループ企業間での設計データの共有・連携に効果を上げていることを発表しました。

1904年にドイツのベルリンにて創業、2004年に創立100周年を迎えたサーモスは、独自の断熱技術を活かし、超軽量の世界初チタン製魔法びん、保温により調理ができる真空保温調理器、高い保冷力の真空断熱スポーツボトルなど、日常生活用品から実験検査機器に至るまで幅広く製品開発を行っています。日本では、2001年に日本酸素株式会社(現、大陽日酸株式会社)サーモス事業本部と株式会社日酸サーモが統合して現在のサーモス株式会社が発足し、製品の使い勝手や安全性を求める日本市場のニーズに応える製品開発をしています。

サーモスでは設計段階で繰り返し検証を行い、2次元CADでデザイン修正をしてきましたが、この設計業務のワークフローでは時間と手間、コストが増大することから、解決策として2006年にPro/ENGINEERを導入しました。Pro/ENGINEERは多くの3次元CAD製品の中で最も使いやすく発展性に富んでおり、米国サーモス社ではすでに導入されて実績があり、また発注先の海外金型メーカーの多くが利用していたことも、導入の決め手となりました。

これを契機にわずか1年間で開発部門の設計業務がすべて3次元に移行され、その結果、設計者の設計データ修正作業時間が大幅に減りました。さらに、Pro/ENGINEERと3次元プリンタを組み合わせた検討手法により、外注で1~2週間もかかっていたモデル製作をわずか1~2日の内製化で行うことが可能になるなど、製品開発までのトータル設計時間が約30%短縮され、製品設計の掛け持ちもスピーディにできるようになりました。開発期間の短縮および昨年度に前年比30%の伸長となった製品開発数増加の実現は、それまでの限界を突破するものでした。

現在では、取り扱うPro/ENGINEERのデータ数の増加に対応するため、Windchill PDMLinkの導入を決定し、設計者が最新の設計データを管理・共有できる環境の整備を図ることで、さらなる設計業務の効率化を目指しています。

また、エンドユーザーのニーズが異なる日本と海外では、製品ラインナップが異なるケースが多く、これまでデータの管理は各拠点で独自に行っていました。各拠点のプラットフォームはPro/ENGINEERですでに統一されており、今後はWindchill PDMLinkで相互にデータを共有・連携できる環境を、全世界のサーモスグループ間でも整備していく意向です。

サーモスの開発部ゼネラルマネージャーである後藤 亨氏は、次のように述べています。「当社は、真空保冷・保温製品の開発を世界規模で展開しているため、顧客のニーズに迅速に対応し、市場への製品投入を効率的に実施することを、常にビジネス目標としています。PTCのPro/ENGINEERにより、設計業務の作業効率を大幅に改善し、多くの当社ブランド製品を流通させることができました。今後も、PTCのソリューションを活かして、世界市場でブランド展開をしていきます」

PTCジャパン パートナー事業本部バイスプレジデントのクリストファー・ランメル(Christopher Rummel)は、「ステンレス製魔法びんの世界的ブランドであるサーモス社が、PTCのPro/ENGINEERおよびWindchill PDMLinkによってグローバルな設計業務の効率化とデータの共有・連携による製品開発の強化に取り組んで成果を上げていることは、当社が提供しているソリューションを効果的に活用されている非常に顕著なケースであります。PTCは、今後も企業が市場競争において優位に立てるために、顧客の技術開発をサポートし続けていきます」と述べています。

サーモスは、PTCの販売代理店である株式会社理経を通じてPTCのソリューションを導入しています。

*Pro/ENGINEERのスクリーンショットおよび製品の実写画像は、以下URLにてご参照いただけます。

■真空断熱スポーツジャグ Pro/ENGINEERスクリーンショット
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■真空断熱ケータイマグ Pro/ENGINEERスクリーンショット
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■真空断熱スポーツジャグ 製品実写画像
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■真空断熱ケータイマグ 製品実写画像
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【サーモス株式会社について】
サーモスは、日本酸素株式会社(現、大陽日酸株式会社)サーモス事業本部と株式会社日酸サーモが統合されて、2001年に現在のサーモス株式会社として発足しました。その歴史は、1978年に世界初の高真空ステンレス製魔法びんを日本酸素株式会社が開発し、この画期的な製品は壊れやすいガラス製魔法びんに代わって、その使用範囲を飛躍的に拡大。これが転機となり1989年にはイギリス、アメリカ、カナダのサーモス各社が日本酸素株式会社の傘下に入りました。現在、サーモスは世界120ヶ国以上で愛用される世界屈指の魔法びんメーカーに発展しています。
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【PTC SMB向けソリューションについて】
PTCの中堅・中小規模企業(SMB)向けソリューションは、低価格でご提供する、使いやすく拡張性の高い製造業向け3次元CAD/CAM/CAEソリューションです。また、製品データ管理およびコラボレーション(協業)の領域でのSMB特有の要件に対応する製品ライフサイクル管理(PLM)ソリューションもご提供しています。PTCは現在320社の代理店を通じて41ヵ国、35,000社におよぶ中堅・中小規模企業のお客様にソリューションをご提供しています。

【PTCについて】
米国マサチューセッツ州に本社を置くPTC(Nasdaq: PMTC)は、製品開発におけるグローバル化、市場投入時間の短縮、業務効率の追求など、製造業における企業の個々の課題に対応するソフトウェアとサービスを提供しています。重工業、電子・ハイテク、航空宇宙・防衛、自動車、消費財、医療産業においてPTCのCADソフトウェア、コンテンツ管理およびプロセス管理ソリューションを活用することにより、企業は主要な経営目標の達成ならびに顧客ニーズと業界法令基準双方に適合する革新的な製品開発の実現を可能にしています。

【PTCジャパンについて】
米PTCの日本法人(本社:東京都新宿区)。PLMソリューション製品群「Windchill」、コラボレーション環境に対応した機械系高機能3次元CAD/CAM/CAE「Pro/ENGINEER」、エクスプリシットモデリング/データ管理ソフトウェア「CoCreate」、製品情報提供ソリューション「Arbortext」、技術計算/ドキュメント化支援ソフトウェア「Mathcad」、データ・ビジュアライゼーション・ソフトウェア「ProductView」を販売、併せて製品開発業務プロセス改革コンサルティング、製品教育サービスを提供。1992年3月設立。国内5事業拠点。
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* PTCの社名、ロゴマークおよびPro/ENGINEER、Windchill、Windchill PDMLink、CoCreate、Arbortext、Mathcad、ProductViewなどすべてのPTC製品の名称およびロゴマークは、PTC(米国および他国の子会社を含む)の商標または登録商標です。その他、記載している会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。

関連情報
http://www.ptc.com/
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