SLC型NANDフラッシュ搭載SSDカードとして業界最大容量450GBの「RamSan-20」、システムクリエイトがエンタープライズ向け国内販売開始

システムクリエイト株式会社 2009年09月10日 11時00分
From valuepress

データストレージ製品等を提供するシステムクリエイト株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:山田輝夫)は、エンタープライズクラスの高速ストレージとして普及が進むSSD(半導体ディスク)のカードタイプモデル「RamSan-20(ラムサン20)」、「RamSan-10(ラムサン10)」の国内販売を9月10日、開始しました。いずれもオープンプライス価格を採用します。

RamSan-20は、SLC型(Single Level Cell、高品位のNANDタイプ)フラッシュメモリを搭載したカードタイプSSDとして業界最大容量の450GBを提供します。このような大容量SSDカードの登場により、エンタープライズ環境において、大量のHDD(ハードディスクドライブ)を並列化(RAID化)しなくても、カードをサーバに差し込むだけで簡単に、ストレージ環境の高速化を実現できるようになります。しかも、その性能は、HDD400台分に相当する120,000ランダムIOPS(データ入出力/秒)、消費電力もディスクアレイ(複数HDDの並列化)が数百ワット要するのに対し僅か15ワットで済み、環境にやさしいほか、ディスクアレイのような外付けでないため省スペース化も実現できます。

同時発売のRamSan-10は、RamSan-20と同等のデータ入出力性能を持ちますが、容量は225GBで提供されるため、必要容量に応じた製品選択が可能です。

RamSan-20およびRamSan-10は、企業向けサーバやワークステーションのバス・スロット(差込口)PCIe x4以上に実装可能です。エンタープライズ環境向けのため、フラッシュメモリは高品位のSLCのみを採用しています。さらに、ECC(Error Correcting Code、誤り訂正符号)によるシングルビットエラー検出・訂正機能、そして、チップ故障時でもデータを保護するRAID5構成のフラッシュチップと、2段階のエラー訂正機能により、信頼性も兼ね備えています。

これまでデータベース、グラフィック、レンダリング、シミュレーション、検索エンジン等のヘビーアプリケーションにおいて必要な性能を確保するためには、大量のHDDを並列化するのが一般的でした。RamSan-20はSAN(Storage Area Network)による共有やクラスタリングを必要としない環境において、サーバメモリ並みの高速なI/O(データ入出力)処理を必要とする、あらゆるアプリケーションの高速化と省スペース化を実現します。

RamSan-20は、エンタープライズクラスSSDである RamSanシリーズの新製品です。RamSanシリーズは、SSD開発で30年に及ぶ実績を持つ米国テキサス州のTexas Memory Systems社(テキサスメモリーシステムズ社)製の製品で、世界の主要証券取引所9拠点や世界の通信業界上位10社中6社に採用されており、ワールドワイドではエンタープライズクラスSSDのデファクトスタンダードとなっています。

■システムクリエイト株式会社について

会社名: システムクリエイト株式会社
所在地: 東京都千代田区神田鍛冶町3-4-2 神田東洋ビル
代表取締役:山田輝夫
設立: 1989年12月27日
事業内容  ・高速ディスクアレイ、高速半導体ディスク(SSD)の輸入
      ・ストレージ基盤構築コンサルティング及び保守サービス
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RamSanシリーズについて:
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■本件に関するお問い合わせ

システムクリエイト株式会社
営業部 山田誠
Tel: 03-5296-3775
E-mail: sales@sc-i.co.jp

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