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「Indian Mobile Market Dynamics and Forecast (2008-2013)」出版

インド携帯電話市場の予測(2008年-2013年)-ROAグループ社英文調査報告書

インド通信産業はここ4年間で、平均成長率64.51%という目覚ましい成長を遂げている。2004年当時の加入件数は4,738万件で、主に高額所得者層を中心に構成されていた。しかし、2007年末には低所得者にとっても携帯電話利用が手の届くものとなり、翌2008年末の加入件数は3億4,131万件まで拡大した。同市場には、2008年にバージン・モバイル(Virgin Mobile)、そして2009年にはループ・テレコム(Loop Telecom)など新規事業者が続々参入する一方で、リライアンス(Reliance)やタタ(Tata)などの既存CDMAオペレーターは、2009年にGSMへ移行している。また最近、さらに5つの通信事業者が新規参入を図ったことにより、めざましい成長曲線を描くことが今後予想される。加入件数が月平均800 - 1,000万のペースで増え続けているここ最近の実績データが示す通り、インドの通信事業者に対し絶好の機会が訪れていることが窺える。また、2008年には1億1,200万人以上の加入件数が上乗せされ、普及率は前年の20.31%から29.76%に拡大した。

本報告書では、インド携帯電話市場の加入件数が2013年までに8億6,847万に達し、普及率は69.35%に上昇すると予測している。2008年から2013年までの携帯加入の年平均成長率(CAGR)は、20.54%と推定している。

通信産業の収益規模は9.91%の市場成長率を示す無線市場と共に、強固な成長基盤を築き上げている。2008年7 - 9月の第2四半期の収益は73億6,000万USドルに達し、2008年4月には、インドが米国を抜いて世界第2位のワイヤレス市場となった。

また、新規プレイヤーが廉価な通信費を盾に同国の市場に参入したことで、熾烈な争いが繰り広げられている。また、これを契機として低所得者層にもモバイルサービスの普及を促すこととなった.

インドはヨーロッパ各国や日本と異なり、GSMとCDMA技術を備えている。政府はまた、3G技術を展開するために門戸を開放すると同時に、NGNバックボーンの開発にも着手している。また、ナンバーポータビリティー(MNP)も政府の検討課題に上がっており、2009年9月末までには実現される見込みだ。インド移動体通信市場において、ここ数年は加入件数だけでなく技術とサービスの面においても、急速な拡大展開が進んでいくであろう。

キャリアは、自社の技術向上に注力し、数多くの洗練されたサービスの提供に着手している。また、コンテンツサービスにおいても急速な成長が見られ、今後最も利益が見込める分野になると考えられる。

端末市場は、セグメント化が進んでいると言える。貧富の差が大きい同国において、端末市場も同様に幅広いセグメントが見られる。ローエンド端末が全国的に数多く販売される一方で、ハイエンド端末は主要都市で販売されている。このようにモバイルサービス市場の急成長に伴い、同国の端末市場は魅力的な市場と言える。

世界的な景気低迷下でさえも、インド経済は2009 - 2010年で年7%程度の成長率を示す見込みだ。これは国内だけでなく国際的な投資機会を意味する。農業、製造業およびサービス業は、旧来からインド経済を支える欠かすことのできない柱であった。特にサービス業は、同国の急成長をけん引してきた分野であり、2008年にはGDPの約54%を占めている。ITおよび通信は、このようなサービス業の成長をさらに推し進める主要な分野として挙げられる。

インドが保有する強固な通信基盤は、同国の強い政策の下で管理され、段階的に築き上げられた成長の賜物であると言える。FDIと民営化の許諾を契機とし、フェアプレーと消費者への利益を守るために、政府は1997年にTRAI(Telecom Regulatory Authority of India)と呼ばれる独立した管理機構を設立した。このTRAIは、インドにおける通信ビジネスを管理する役割を担っている。また、TDSATと呼ばれている司法組織も、サービスプロバイダ関連の紛争処理のために設置されている。

インドは、新興市場の中でモバイルオペレーター数が最も多い国の一つであると言える。また、インド国内プレイヤーの大半は海外投資を受けており、例えばTelekomマレーシアは、約400万件を確保する最も古い移動体通信事業者の一つであるSpice Telecomの約40%の株式を保有し、SingTelは、インド最大のモバイルサービスプロバイダであるBhartiの約30%の株式を保有している。

同国における地方の加入件数は現在のところ極めて低く、2009年5月時点で約13%あまりである。サービスプロバイダは、次なる成長領域としてインドの地方に目を向けており、政府は地方における通信の成長を促すために、管理機構を設置した。地方のモバイル通信サービス普及率(teledensity)は、2013年までにおよそ36.25%に達するだろうと見込まれている。


【調査レポート】
Indian Mobile Market Dynamics and Forecast (2008-2013)
インド携帯電話市場の予測(2008年-2013年)(英文レポート)
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このプレスリリースの付帯情報

インド携帯電話市場予測(2009~2013年)

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