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メインフレームユーザーにイベント駆動型アーキテクチャーを提供

メインフレームからのイベント配信と複合イベント処理により メインフレームからのイベント配信と複合イベント処理により、CICSイベント機能を強化するエンドツーエンドのソリューションを発表

米国プログレス ソフトウェア・コーポレーション(以下米国プログレス)を親会社とする、日本プログレス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 田上一巳)は、先週、米国SHAREコンファレンスにおいて、ShadowがIBM CICS TSバージョン4.1のイベント処理機能に対応したことを発表しました。これにより、System zメインフレームを使用している企業や組織は、イベント駆動型アーキテクチャーがもたらすメリットを享受できるようになります。

IBMメインフレームは、金融サービス業において中核のプラットフォームになっているほか、製造業、電気通信業、各国地域の行政機関など、多くの企業団体において必要不可欠なインフラストラクチャーとして利用されています。産業界共通の訴求力を持つことから、世界のトップ50の銀行と、米国の大手小売業22社でIBM System zが採用されています。IBM CICSは、世界で最も使用されているメインフレームアプリケーションの実行基盤環境のひとつです。そのため、ビジネス上重要なイベントに幅広く対応した環境になっています。
CICS TS v4.1では、既存アプリケーションを変更することなく、ビジネスイベントの処理とビジネスダッシュボードを提供する、新しいイベント機能が追加されています。CICSのイベント処理は、システム管理やITに関するイベントではなく、ビジネス上重要なアプリケーションのイベントに焦点を当てています。この機能の主な意図は、イベントを利用するにあたり、既存のアプリケーションに影響を及ぼさずに対応できることです。そのため、プログラムコードを一切変更することなく、アプリケーションがイベントを生成できるようになります。アプリケーションの変更なしにビジネスイベントを生成できるような仕組みを作ると、コスト削減と複雑性が解消でき、さまざまな目的に合った柔軟なビジネスソリューションを生み出せるようになります。
Progress Softwareは、Progress Apamaのイベント処理、およびProgress DataDirect Shadowによる包括的なエンドツーエンドのソリューションを提供することで、CICS TS v4.1イベントを補完し、拡張します。Apamaは、イベント駆動型アプリケーションを構築するための複合イベント処理(CEP:Complex Event Processing)プラットフォームです。Apamaでは、急速に変化するイベントストリームを監視し、重要なパターンの検出と分析をミリ秒以下の単位で実行します。現在、Apamaのイベント処理では、CICSビジネスイベントの相互関係をリアルタイムに比較、分析できるようになっています。これにより、新しい次元の意志決定が可能になり、リアルタイムな経営判断を支援します。Forrester Researchは最近、『The Forrester Wave: Complex Event Processing Platforms, Q3 2009 Report』において、ApamaをCEPプラットフォーム市場の傑出したリーダーと選出しました。
DataDirect Shadowは、メインフレーム上のデータ、ビジネスロジック、3270画面などを、SOAやデータセントリックなアプリケーションに統合する上で、必要なすべての業界標準をサポートする単一の基盤ミドルウェアです。DataDirect Shadowには、DB2 for z/OS、VSAM、IMS/DB、CA-IDMS、Adabasなどのメインフレームデータベースで発生するイベントをリアルタイムにキャプチャーし、パブリッシュするための複合的な機能があります。DataDirect Shadowは、CICSの外側でMQやHTTP/HTTPSプロトコル上にCICSのイベントを配信し続ける機能を提供することで、CICS TS v4.1のイベント機能を拡張します。また、CICSが生成するイベントにデータベースからのイベントも結合して、豊富なコンテキスト情報を一括配信後、Apamaで詳細に分析することもできます。DataDirect Shadowは、すべてのイベントをキャプチャーし続けるだけでなく、単なるシステム上のデータベース変更からコンテキストとビジネス上の意味を増大させるために、イベントのフィルタリング、結合、修飾をも可能にします。
メインフレーム統合コストの削減につながる、DataDirect Shadowプラットフォームの特許出願中のテクノロジーでは、イベントに関連するすべての処理を、メインフレームの汎用プロセッサ(GPP)からSystem z Integrated Information Processor(zIIP)の専用エンジンへ割り振ることができます。この機能は、IBM System zグループとの緊密な協力により開発されたものであるため、IBMやその他のサードパーティのコードをzIIP対応とする必要はありません。

その他のCICS TS v4.1における対応機能
CICS TS v4.1では、さまざまなテクノロジーと運用管理の新機能が提供されています。DataDirect Shadowは、ビジネスイベントへの対応に加え、CICS TS v4.1の主要な機能拡張にも対応しています。これにより、2製品間での開発、システム管理、導入が容易になっています。その他の対応機能には次のようなものがあります。
・ CICS Explorerとの統合 - CICS Explorerは、CICS向けEclipseベースのシステム管理ツールのフレームワークです。Shadow Studioは、同じくEclipseベースのシステム構成とシステム管理ツールで、DataDirect Shadowが連携可能なすべてのメインフレームリソースに対応しています。CICS Explorerとの統合により、CICS Explorer内からShadow Studioにアクセスできるようになりました。
・ CICSバンドルの利用 - CICSバンドルは、一連のCICSリソース、アーチファクト、リファレンス、マニフェストから成り、ユーザーはこれをアプリケーションが実行されるCICSリージョンに配置します。DataDirect Shadowは、CICSバンドルサポートを利用し、DataDirect ShadowソフトウェアのCICS環境への導入と構成を簡略化します。

「Fortune 500企業と主な行政機関の多くは、z/OSで稼働するCICSを利用して、主要なビジネス機能を実現しています。CICS TS v4.1におけるイベントキャプチャのサポートは、間違いなく、メインフレームのお客様のイベントとCEPに対する関心を呼び起こしています」と、Progress DataDirectのチーフアーキテクト、Gregg Willhoitは述べています。
「DataDirect Shadowは、メインフレームベースのイベントをリアルタイムにキャプチャーする際、イベント処理の負荷をzIIP専用エンジンに割り振ることで、メインフレームのTCOを下げることができると共に、SOAにおいてより効率的な連携手法を提供することで、変化するビジネス環境に迅速に対応できるようにします。」

※Progress、Apama、DataDirect、Shadowは米国およびその他の国におけるProgress Software Corporationの商標または登録商標です。その他記載されている会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。
※記載の製品名、担当部署、担当者、WebサイトのURLなどは、本リリース発表時点のものです。

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