景気低迷のなか、2013年にグリーンビルディング建材は5710億ドルに増加

グリーンビルディングの建材:環境に優しいビルを構築するセメント、絶縁材、木材製品

2009年6月4日
グリーンビルディングは世界的な現象になりつつあり、住居や会社などの建物や、それに使用される建材の世界に革新が起こっている。この市場は、持続可能な建材を利用した一握りの政府の建造物を第一世代としてスタートしたが、この傾向は今や世界に拡大し、商業建築や住居の持続性に注目が集まっている。先進国でも発展途上国でも、環境問題に対する意識が高まるにつれ、自主基準や政府指令によって市場が促進されている。


世界的不況のなかでも、世界のグリーンビルディングの建材は成長し続けている。2008年の市場規模は4553億ドルで、その後は年間平均成長率約5%で成長して、2013年に5710億ドルに達するだろうと米国の調査会社NextGenリサーチの調査レポート「グリーンビルディングの建材」は予測している。


「建設業界は環境に多大な影響を与えているため、グリーンビルディング建材は、世界の環境保護の取り組みにおいて重要である。建造物は天然資源を非常に多く消費するため、地球温暖化を促進する温室効果ガスの排出量の大きな部分を占めている」とNextGenリサーチの調査取締役Larry Fisher氏は言う。


Fisher氏はこう説明する。「米国では、建物からの二酸化炭素排出量は全体の38%を占め、飲料水の13.6%、電力の72%を消費している。商用と住宅向けのデベロッパーは、すべての建材の全体的なライフサイクルを検討する必要がある。そうすれば、環境に対して持続可能かつ永続的効果をもたらすことができるだろう。」


予測期間中においては、商用のオフィスビルがグリーンビルディング建材の最大のターゲットとなるだろう。また、新築住宅用の建材と住宅修理の分野も、グリーンビルディング建材のメーカーにとって大きなビジネスチャンスとなるだろう。


NextGenリサーチの調査レポート「グリーンビルディングの建材」は、建築で使用される地球により優しい建材の概要を、世界および主要地域別に査定している。セメント、加工木材、断熱材などの建築材料についても分析している。


◆調査レポート
グリーンビルディングの建材:環境に優しいビルを構築するセメント、絶縁材、木材製品
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