2009年は下降したが、2010年は成長する組込みリアルタイムOS市場

米国の調査会社VDCリサーチグループ社は出版レポート「組込みソフトウェア市場の情報サービス(2009年版) - トラック1:組込みソフトウェア技術:第1巻 リアルタイムOSとモバイルOS」のプレスリリースにおいて、不況の影響は現在も今後も残るものの、組込みOSとリアルタイムOS市場は2010年には大きな成長を取り戻すという見通しを発表しました。

【プレスリリース抄訳】
米国調査会社VDCリサーチグループ社の調査レポート「組込みソフトウェア市場の情報サービス(2009年版) - トラック1:組込みソフトウェア技術:第1巻 リアルタイムOSとモバイルOS - THE EMBEDDED SOFTWARE MARKET INTELLIGENCE PROGRAM 2009 SERVICE YEARーTRACK 1: EMBEDDED SOFTWARE ENGINEERING MARKET TECHNOLOGIES; VOLUME 1: EMBEDDED/REAL-TIME & MOBILE APPLICATION OSS」は、組込みシステムメーカーの需要とエンドユーザの期待によって、組込みソフトウェアと開発ツールへの投資は継続するだろうと報告している。

組込みOSとリアルタイムOS市場は特に、その他の組込み市場の多くのセクターに比べて、2008年の収益が前年比9%の成長と好調だった。

「全体としては、組込みOS市場は過去9ヶ月に、市場収益の大きな部分を占める生産ライセンスによる出荷数の減少に見舞われた。しかし、デバイスの安全性やセキュリティ問題などのソフトウェアによる機能性への需要の増加や、新しいデバイスの需要などによって、組込みOSやリアルタイムOSなどへの不況の影響は緩和された」とVDCリサーチグループ社の組込みソフトウェア・ツール部門のアナリストChris Rommel氏は語る。

不況の影響は現在も今後も残り、2009年の組込みOSとリアルタイムOS市場に影を落とすだろうが、短期的には垂直市場はそれほど影響を受けず、2010年には大きな成長を取り戻すだろう。

【調査レポート】
組込みソフトウェア市場の情報サービス(2009年版) - トラック1:組込みソフトウェア技術:第1巻 リアルタイムOSとモバイルOS
THE EMBEDDED SOFTWARE MARKET INTELLIGENCE PROGRAM 2009 SERVICE YEAR
TRACK 1: EMBEDDED SOFTWARE ENGINEERING MARKET TECHNOLOGIES; VOLUME 1: EMBEDDED/REAL-TIME & MOBILE APPLICATION OSS
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このプレスリリースの付帯情報

Annual Growth Rates of Worldwide Shipments of Embedded/Real-time Operating Systems

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