新しい「EMC Connectrix NEX-5020スイッチ」と新しいサーバ・アダプタによってデータセンターの複雑なインフラストラクチャをシンプルにし、コストを削減
EMCのスイッチ/ダイレクタ製品ファミリに新しく追加された同製品では、物理サーバおよび仮想サーバとストレージ・システムの間のデータ転送に、新しい標準規格であるFCoEを使用しています。この標準は、データ損失のない高速な10 Gbps Ethernetネットワーク上で、信頼性の高いファイバ・チャネル・プロトコルを使用するものです。
同じ回線上でLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)とSAN(ストレージ・エリア・ネットワーク)を統合するネットワークによって、サーバ、ネットワーク、ストレージの複雑なインフラストラクチャがシンプルになり、コストを削減できるほか、パフォーマンス、セキュリティ、信頼性を損なうことなく既存のテクノロジーへの投資を保護できます。データセンター向けの「Cisco Nexus 5000シリーズ・スイッチ」をベースとする「Connectrix NEX-5020」では、ネットワーク接続用に、高いスループットと低いレーテンシーでデータ損失のない10 Gbpsのポートを提供します。この製品は、マルチコア・プロセッサ、VMware Infrastructureなどの仮想サーバ、SAN環境において増大し続けるI/O(入出力)要求を満たせるように設計されています。FCoEを採用することで、ネットワーク接続に必要なケーブルやアダプタの数を減らし、サーバおよびネットワークのインフラストラクチャをシンプルにすることが可能です。さらにその結果として、消費電力および総合的なデータセンターのコストを削減できます。また、SANインフラストラクチャに追加のサーバを接続し、業界をリードするEMCのネットワーク・ストレージ・システムの機能を活用できます。
EmulexとQLogicが提供する統合ネットワーク・アダプタ
「Connectrix NEX-5020」によるFCoEインフラストラクチャの導入には、CNA(Converged Network Adapter:統合ネットワーク・アダプタ)を使用します。CNAとは、Ethernet NIC(ネットワーク・インタフェース・カード)の機能とファイバ・チャネルHBA(ホスト・バス・アダプタ)を組み合わせたI/Oアダプタであり、「Connectrix NEX-5020」とサーバの接続を提供します。EmulexとQLogicのCNAは、すでにEMC E-Labのテストを経て認定済みであり、「EMC Select」と呼ばれる補完的なサード・パーティ製品群に加えられています。
「EMC Connectrix」ファミリのスイッチおよびダイレクタ
「EMC Connectrix」ファミリでは、可用性の高いエンタープライズ・クラスのダイレクタから、エッジ・スイッチ、そして管理ツールに至るまで、業界で最も幅広くネットワーク・ストレージ接続製品を取りそろえています。すべての「Connectrix」システムがさまざまなホストとオペレーティング・システムを同時にサポートするため、さまざまなサーバをEMCや他のベンダーの複数のストレージ・システムに接続することが可能です。このように柔軟性の高いプラットフォームのファミリによって、より少数のストレージ・システムに情報を集約し、管理、保護、可用性を高めることができます。
販売価格と提供開始日:
販売価格:9,855,300円(税込み)~
提供開始日:「Connectrix NEX-5020スイッチ」、およびEmulexとQLogicのCNAは、本日より提供を開始します。
注1) FCoE(Fibre Channel over Ethernet:ファイバチャネル・オーバー・イーサネット):
Ethernet上でファイバ・チャネルSAN(Storage Area Network)プロトコルを動作可能にする新たな仕様
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