カリフォルニア州キャンベル、2009年3月20日
米国調査会社インフォネティクスリサーチ社の調査レポート「10G/40G/100G」の2009年号が注目しているのは、下記のとおりである。
[主席アナリストMichael Howard氏の注目点]
世界のサービスプロバイダとの対話から、大部分のプロバイダが100Gの登場までは、40Gに投資すると考えられる。40Gを飛ばして100Gへ直接移行したいと考えるプロバイダもあるが、トラフィックの増加は現状でも容量を越えているため、そのやり方は現実的ではないとインフォネティクスリサーチ社は考えている。さらに重要なのは、100Gの価格は、2012-13年までは高価であるということだろう。100Gは、持続性のある「次世代の大きな出来事」の到来であり、差し当たっては10Gと40G市場が継続するだろう。
[主任アナリストMatthias Machowinski氏の注目点]
不況に関係なく、ネットワークトラフィックは増加し続けており、企業はネットワークを増強しなくてはならない。一例として、去年のイーサネットスイッチ市場全体のポート出荷数は2%の成長だったが、10Gポートの出荷数は78%の成長であった。不況でやや遅れるかもしれないが、成長基調は継続し、ネットワーク渋滞を避けるためにも企業はネットワーク投資を継続するだろうと予測している。
(中略)
[調査レポートの概要]
この調査レポートは、OC192/STM64などの光ファイバーと銅線、光ファイバーイーサネットポートの、収益、様々なサービスプロバイダや企業のネットワークギアのポート毎の収益を調査している。企業のルータ、イーサネットスイッチ、アプリケーションスイッチ、サービスプロバイダIPコアとエッジルータ、キャリアイーサネットスイッチ(CES)、WDMとSONET/SDH光ギア、PON OLT、CMTS、マルチサービスATMスイッチなどの機器について調査している。調査レポートは、世界と地域毎の市場規模、2013年の予測と、簡単にカスタマイズできるピボットテーブルも掲載している。
◆調査レポート
10G/40G/100G
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