シーメンスPLMソフトウェア、中・大規模企業の グローバル・ビジネスを支援する新しいPLMイニシアチブを発表

シーメンス産業オートメーション事業部のビジネスユニットであり、
製品ライフサイクル管理(PLM)ソフトウェアや関連サービスに
おいて世界をリードするPLMプロバイダである、
シーメンスPLMソフトウェアは本日、新しいPLMイニシアチブの
一環として、中・大規模企業向けに、PLM戦略によって今日の
グローバル・ビジネスの課題を解決し、多くのアイデアを
ヒット製品に変えられるように支援するオンライン・リソース・センター
(www.siemens.com/plm/answers/mle 英語版。日本語版は
2009年春予定)を開設したことを発表しました。

「今日の経済状況を前にして、ほとんどすべての
中・大規模企業がPLMを検討課題に挙げています。
グローバル市場でさらに多くの顧客を獲得したい、または
コスト競争力のある他の国・地域のリソースをグローバルに
活用したいならば、『グローバル化への対応』は避けて
通れません。本日発表したPLMイニシアチブは、
グローバル企業におけるさまざまな複雑さをローカル環境の
簡便さで管理できるアプローチに焦点が当てられています」と、
シーメンスPLMソフトウェアのエンタープライズ・ポートフォリオ・
マーケティング担当バイスプレジデントのEric Sterlingは
述べています。

業界アナリストの調査からも、グローバル化への対応の
必要性と、特に今日の経済状況にあっては、ほとんどの
中・大規模企業でグローバル化が最優先課題に
挙がっていることが示されています。

AMR Researchの最高戦略責任者(CSO)である
Kevin O’Marah氏は、最近実施したシーメンスPLMソフトウェア
とのビデオ・インタビューで次のように述べています。
「今日のグローバルなビジネス環境においては、収益性の
高い新製品を市場に送り出すことを優先課題の上位に
置くことができなくなっています。今日のビジネス環境で
必要なのは、製品に関するあらゆる情報を管理できる
システムやアプローチであって、これを使ってさまざまな
環境に対応し、それでいて利益を上げられることです。
場所を問わずに設計、組立、製造が行える今の
グローバル環境では、PLM戦略なしで競争していく手段は
実際のところありません。PLM戦略は、グローバルな
ビジネス環境で競争していくための必須条件であると思います」

2008年10月、ARM Researchは“Five Lynchpins of PLM
Not To Sacrifice in and Economic Storm”と題する記事の
中で次のように述べています。「景気後退の中で生き残るには、
どの企業も何らかのコスト削減策を取らなければなりません。
しかし、そうした削減策によって、製品の開発、供給、製造の
効率性までもが失われてはなりません。どちらかと言えば、
今の経済状況は、企業が製品ライフサイクルの効率性を
どのようにして上げられるかを考える絶好の機会なのです」

この新しいオンライン・リソース・センターでは、さまざまな
プロセスを同時進行させて製品化までの期間を30%短縮し、
グローバルな拠点間でデータ再利用率を90%にまで高め、
やり直し作業を95%削減して品質を向上させ、グローバル・
ビジネスの課題に見事に対応している好業績企業を
紹介しています。

また、このオンライン・リソース・センターでは、今日の
グローバル・ビジネスの課題に対する業界アナリストの
見解を紹介するビデオとホワイト・ペーパー、さらには、
さまざまな業界の企業がそれぞれの課題をどのように
解決したかを紹介するケース・スタディをビデオや
文章で見ることができます。

・ 「当社は米国、フィンランド、ドイツにある企業を買収しました。
最大の課題はこれらの買収企業も含めてひとつのグループとして
調和を取ることの難しさでした」と、Bolzoni Auramo Group社の
CEOであるRoberto Scotti氏は述べています。

・ 「あなたの会社がグローバル企業で、1,000人のエンジニアを
協業させる必要があり、しかもこれらのエンジニアが30~40ヵ所の
R&Dセンターに分散して配置されているのなら、コラボレーション・
プロセスをサポートするソフトウェア・ツールが必要となります」と、
Bosch und Siemens Hausgerate(BSH)社の製品開発&
インダストリアル・エンジニアリング・ソリューション担当マネージャ
であるUwe Tontsch氏は述べています。

・ 「今日の、どのマーケット・ドライバーを見ても、
(グローバルな)製造チームは記録的な速さと低コストで、
しかもできることなら、リスクをほとんど伴わずに、柔軟な
自動化ソリューションの立案、設計、製造、実装を行えなければ
ならないというプレッシャに直面しています」と、
Applied Manufacturing Technologies(AMT)社の
最高執行責任者(COO)であるJoe Campbell氏は述べています。

・ 「納入した航空機の保守を顧客に代わって管理したり、
アベイラビリティに基づく契約へと発展する事業も手がけ、
当社は今や新しいビジネス分野に参入しています。
このビジネスを展開していくには、当社の製品のライフサイクル
全体にわたって(グローバルな)エンジニアリング・データすべてを
管理できなければなりません」と、
BAE Systems Military Air Solutions社の情報管理&
技術担当ディレクタであるDiane Raymond氏は述べています。

この新しいオンライン・リソース・センターでは、製品の開発や
製造をサポートするPLMソリューションの各機能についても
詳細に説明されています。中・大規模企業がPLMソリューションを
活用してグローバル・ビジネスの課題をどのように解決して
いくかの詳細については、www.siemens.com/plm/answers/mleをご覧ください。

シーメンスPLMソフトウェアについて
シーメンスPLMソフトウェアは、
シーメンス産業オートメーション事業部のビジネスユニットで、
PLM(製品ライフサイクル管理)ソフトウェアおよび
関連サービスにおいて世界をリードするPLMプロバイダです。
これまで世界5万6,000社のお客さまにサービスを提供し、
590万ライセンスにおよぶソフトウェア販売実績を上げています。
米国テキサス州プラノを本拠地として、数多くの企業と協働して、
豊富なアイデアをヒット製品に変えるオープンなソリューションを
提供しています。シーメンスPLMソフトウェアの製品やサービスに
関する詳細はwww.siemens.com/plmにてご覧いただけます。

シーメンス産業オートメーション事業部について
シーメンスインダストリーセクターに属する
シーメンス産業オートメーション事業部(ドイツ・ニュルンベルク)は、
オートメーション・システム、低圧制御機器、産業用ソフトウェアの
分野で世界をリードしています。製造・加工業界向けの
標準製品から、自動車生産設備や化学工場全体の自動化を
含む全産業、全システムに向けたソリューションまで、
その取り扱い品目は多岐にわたっています。
産業オートメーション事業部は業界屈指のソフトウェア・サプライヤとして、
製品の設計、開発、製造、販売、各種保守サービスに至るまで、
製造企業のバリューチェーン全体を最適化します。
シーメンス産業オートメーション事業部は全世界で
約42,900人の従業員を擁し、2008年度の総売上高は
87億ユーロ(予備的数値で未監査)を達成しています。

注意:SiemensおよびSiemensのロゴは、Siemens AGの
登録商標です。その他の商標、登録商標、サービス・マークは
それぞれ各所有者に帰属します。

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

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