2008年の企業向け電話市場はCiscoが首位、2008年第4四半期はAlcatel-LucentとShoretelだけが増収

米国の調査会社インフォネティクスリサーチ社は、2008年第4四半期は不況のため、世界の企業向け電話市場規模は14%下落したと報告する。

マサチューセッツ州ボストン、2009年2月25日
米国調査会社インフォネティクスリサーチ社の調査レポート「企業向け電話」の2008年第4四半期出版号が注目しているのは、下記のとおりである。
[レポートハイライト]
*ピュアIP PBX、ハイブリッドPBX、TDM PBX等のすべての種類の機器のベンダ収益が下落したために、世界の企業向け電話市場は2008年第4四半期に14%下落して23億ドルとなった
*下降の主要因は、世界的不況による新規起業と事業拡大の減少による
*IP PBXセグメントの上昇と、TDMからIP機器への切替によるTDMセグメントの下降、そして景気の減速によって、PBX市場全体は前年比1.1%上昇した。NECのピュアIP PBX製品群の新発売などの新製品が登場して、世界のピュアIP PBX収益は2008年に25%上昇した
*Alcatel-LucentとShoretelは、厳しかった2008年の第4四半期にPBX機器収益を増したベンダであり、Alcatel-Lucentは13%、Shoretelは1%上昇した
*Ciscoは、収益が減少した四半期もあるものの、2008年通年と2008年第4四半期のPBX/KTS全体の収益市場シェアでは首位だった
*世界のIP電話出荷数は2008年第4四半期に8%減少したが、2007年第4四半期比と2008年通年では上昇した
[主任アナリストMatthias Machowinski氏の注目点]
世界的な経済状況の悪化のために、2009年の企業向け電話市場は大きく減速するだろう。世界の主要市場が立ち直りはじめれば、PBXの市場も回復するだろう。インフォネティクスリサーチ社は、2010年には市場が安定し、2011年には成長を再開し、2012年に二桁の年間成長率となると予測している。
[レポートの概要]
この調査レポートは、3Com、Aastra、AudioCodes、Alcatel-Lucent、Avaya、Cisco、Dialogic、Mitel、日本電気(NEC)、Nortel、Quintum、Samsung(三星)、ShoreTel、Siemens、Tadiran、東芝、Vertical等の企業を調査した。世界と地域毎の、TDM PBX/KTSシステム、ハイブリッドとピュアIPのIP PBXシステム、システムサイズごとのIP PBX、VoIPゲートウェイ、IP卓上電話とソフトフォンの市場予測、市場規模を記載している。ピボットテーブルも記載している。

◆調査レポート
企業向け電話
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