この開発キットは、一方がマスターとして、もう一方がスレーブとしての役割を持つ2つのBluetoothデバイスを使用しています。マスターデバイスは通話の処理と制御をサポートし、更に、音楽のストリーミングをスレーブデバイスに送ります。これにより、すでに市場に投入されているA2DPデバイスとの互換性を確保しています。オーディオデータは、オーディオソースからマスターデバイスに送られ、CSR社が独自に開発した同期化プロトコルを使用してスレーブデバイスに送られます。このため、ヘッドフォンに対しても、スピーカに対しても、真のワイヤレスステレオオーディオを実現します。
CSR社、オーディオ&コネクティビティ ビジネス ユニット担当上席副社長、Anthony Murrayのコメント:
「TrueWireless Stereoソフトウェア開発キット(SDK)は、CSR社が誇る数多くの主要顧客からすでに注目を集めており、メーカはこのキットを使用することで、急速に成長するBluetoothステレオヘッドフォンとスピーカ市場に投入する独自製品の開発に専心することができます。CSR社のTrueWireless Stereoソフトウェア開発キットは、Clear Voice Capture(CVC)などのCSR独自の音質向上技術も搭載しています。これにより、マイクロフォンを通した音声品質の向上が可能になり、イヤピースからはノイズがカットされたよりクリアな音声を生成します。TrueWireless Stereoは、Bluetoothバージョン2.1とEDR、およびサブバンドコーディングまたはMP3音声ファイル形式もサポートしています」
TrueWireless Stereo SDKは、現在BlueCore5-Multimediaプラットフォームを基盤としています。
<本件に関する問い合せ先>
シーエスアール株式会社
深田 学
E-mail:prjp@csr.com
ジェイスピンInc.
CSR広報担当 清水
Tel: 03-5269-1038
E-mail: csr@jspin.co.jp
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