セルラー基地局チップメーカーは需要減に直面

米国の調査会社インスタット社は調査レポート「世界の無線基地局向けコンポーネント市場調査技術地域別基地局数、収益、半導体収益 - A Tough Road Ahead for Base Station Components - Worldwide Semiconductor Forecast」のプレスリリースにおいて、基地局の機器やその製造に使われる半導体の収益は、2008-2012年に平均年率12.3%で下降するという予測結果を発表した。

基地局の機器やその製造に使われる半導体は、今後しばらくは難しい局面になるだろうと米国調査会社インスタット社は報告する。基地局向けの半導体の収益は、2008-2012年に平均年率12.3%で下降するだろう。これにはいくつかの要因がある。

「多くのオペレータはすでに3Gへのアップグレードに大きな投資を行っており、更なる投資は3Gネットワークから収益をあげてから行いたいと考えている。また、多くの地域で加入者数は飽和状態にあり、かつて二桁成長であった加入者数の増加は一桁の半ばにまで落ち込んでいる。世界的な不況も影響するだろう。多くの人々が携帯電話を使い続けるとしても、それほど頻繁に買い替えはしないだろうし、価値のない、あるいは対価に見合わないようなサービスは減らしたいと考えている」とインスタット社のアナリストAllen Nogee氏は語る。

インスタット社は、下記についても調査した。
■ 世界景気の減速で、多くの地域での影響が考えられるが、期待できるとしたらアフリカだろう
■ 基地局向け半導体の収益は、2007-2008年に72億ドルから46億ドルまで下落するだろう
■ 主要技術では、WCDMAの半導体収益が唯一、2008-2012年に成長すると予測される

インスタット社の調査レポート「世界の無線基地局向けコンポーネント市場調査技術地域別基地局数、収益、半導体収益 - A Tough Road Ahead for Base Station Components - Worldwide Semiconductor Forecast」は、世界のセルラー基地局向け半導体の世界市場を調査している。基地局新設数、新設基地局の収益、新設基地局半導体収益の、地域毎の2012年までの予測、地域市場の分析と市場傾向を記載している。


【調査レポート】
世界の無線基地局向けコンポーネント市場調査:技術/地域別基地局数、収益、半導体収益
A Tough Road Ahead for Base Station Components - Worldwide Semiconductor Forecast
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