~今は海外よりも国内市場固め 将来は1,000万台の出荷を計画~
報道関係者各位
平成21年1月15日
サイボウズ・メディアアンドテクノロジー株式会社
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サイボウズ・メディアアンドテクノロジー、
「復活の兆しみせる NECのモバイルターミナル部門」を販売開始
~今は海外よりも国内市場固め 将来は1,000万台の出荷を計画~
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■■ 要約 ■■
インターネットビジネスの総合シンクタンクであるサイボウズ・メディアアンドテクノロジー株式会社(代表取締役 土屋 継 東京都渋谷区)は、モバイル・マーケティング・レポートの企画・制作を行うエムレポート(代表 大門 太郎)がレポートにまとめた「復活の兆しみせる NECのモバイルターミナル部門」の販売を開始しました。
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■■ 資料概要 ■■
◇売上高や出荷台数減少に歯止め
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日本電気(NEC)におけるモバイルターミナル部門の売上高や出荷台数減少に歯止めがかかりました。2003年度に売上高が7,297億円、合計出荷台数は 1,550万台を記録したものの、2007年度には売上高が3,403億円、合計出荷台数は480万台にまで落ち込みました。しかし、2008年度上期には売上高が前年同期比20.5%増となる1,812億円、合計出荷台数も同33.3%増の280万台と復活の兆しをみせています。NTTドコモ向けの販売強化やソフトバンクモバイル向けの再投入が寄与したものとみられます。
◇ソフトバンクモバイル向けではシャープと大きな差
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NECは2008年度に携帯電話端末13機種を市場投入する見込みです。ただ、13機種には下期向けのソフトバンクモバイル端末が含まれておらず、最終的には数機種の追加が予想されます。一方、最大手のシャープは合計26機種の投入が予定されており、NECとの差は大きい状態です。両社ともにNTTドコモ向けは同数でありますが、ソフトバンクモバイル向けではシャープが12機種と、現状3機種のNECを大きく引き雛しています。
◇現在は海外よりも国内を充実
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前回版制作時には、小規模ながらも海外市場向けに携帯電話端末を出荷していたNECであったが、すでに2006年度には全面撤退となりました。一時は海外市場向けでも500万台を超える出荷を記録していたものの、自社端末における不具合や海外大手メーカの攻勢などから撤退を余儀なくされています。ただ、NECも将来的な海外市場への再進出を狙っているものとみられます。
■■キーワード■■
◇歯止めのかかった低調傾向!!
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一時は480万台にまで落ち込んだ合計出荷台数が、2008年度上期には前年同期比30%超となる280万台を記録し、通期は同20%超の580万台を見込まれます。
◇ソフトバンクモバイルへ再参入!!
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NECは市場シェアを挽回するための施策として、ソフトバンクモバイルへの再参入を決断したとされます。
◇海外よりも国内市場を優先!!
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NECは将来的な海外市場の再進出も視野にありますが、当面は国内市場に特化し、数年後の再参入が予想されます。
■■【4.端末出荷台数の推移と予測】■■
◇08年度上期の国内出荷台数は前年同期比30%増強
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日本電気(NEC)における2008年度上期連結決算によれば、携帯電話端末の合計出荷台数は前年同期比33.3%増となる280万台になったそうです。国内全体の携帯電話端末市場が大幅に縮小する中、NECは2008年7月にソフトバンクモバイルへの端末供給を再開した点が追い風になったものとみられます。
■■ 目次/図表 ■■
要約
キーワード
1.市場概況
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売上高や出荷台数減少に歯止め
図:NECにおけるモバイルターミナル部門の回復過程(2001~2008年度)
ソフトバンクモバイル向けではシャープと大きな差
表:NECとシャープの2008年度における市場投入機種数(2008年12月30日時点)
現在は海外よりも国内を充実
2.事業の方向性
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【事業戦略関連】
NECグループ内のパソコン工場で端末生産の検討を開始
2010年度に1,000万台の出荷を計画
表:NECにおける国内出荷台数の推移と予測(2006~2010年度)
1年半ぶりにソフトバンクモバイルへ再参入
いつになるau向け端末供給
Webアクセス分野で独自ブランドを構築
06年12月に都内カフェにギャラリーを開設
06年11月にSuper 3G商用端末メーカに選定
【研究開発関連】
08年12月から端末を活用した健康増進サービスを開始
08年6月に端末と情報機器のペアリング技術を開発
07年11月に組込機器向け日英自動翻訳ソフトを開発
【プラットフォーム関連】
09年に自社基盤技術の80%導入を目指すアドコアテック
08年10月にソフト開発会社のエスティーモを清算
表:エスティーモの会社概要
08年7月に下り7.2Mbpsのベースバンド技術を開発したアドコアテック
表:アドコアテックの会社概要
08年秋モデルから通信プラットフォームの共通化を開始
3.業績推移と予測
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縮小に歯止めがかかったモバイルターミナル部門の売上高
図:モバイルターミナル部門の年度別売上高推移と予測(2001~2008年度)
表:モバイルターミナル部門の年度別売上高推移と予測(2001~2008年度)
08年度通期は前年度比12%増を見込むモバイルターミナル部門
図:モバイルターミナル部門の半期別販売高推移と予測(2001~2008年度)
表:モバイルターミナル部門の半期別販売高推移と予測(2001~2008年度)
4.端末出荷台数の推移と予測
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08年度上期の国内出荷台数は前年同期比30%増強
図:携帯電話端末の年度別国内外出荷台数推移と予測(2002~2008年度)
表:携帯電話端末の年度別国内外出荷台数推移と予測(2002~2008年度)
08年10月に2008年度通期出荷台数の下方修正を発表
図:国内端末販売台数の半期別推移と予測(2002~2008年度)
表:国内端末販売台数の半期別推移と予測(2002~2008年度)
表:国内端末出荷台数の半期別市場シェア順位の推移と予測(2001~2008年度)
シャープの独走態勢にストップ
図:端末メーカ6社の年度別国内出荷台数推移と予測(2004~2008年度)
表:端末メーカ6社の年度別国内出荷台数推移と予測(2004~2008年度)
図:端末メーカ6社の半期別国内出荷台数推移(2004~2008年度)
表:端末メーカ6社の半期別国内出荷台数推移(2004~2008年度)
5.端末投入の展開
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コラボ端末や3Wayスタイル、スライド型に期待
図:NECにおける市場投入機種数の推移(2005~2008年度)
表:NECにおける市場投入機種数の推移(2005~2008年度、2008年12月30日時点)
表:2008年度における事業者別市場投入機種数(2008年12月30日時点)
表:2007年度における事業者別市場投入機種数
表:2006年度における事業者別市場投入機種数
表:2005年度における事業者別市場投入機種数
今後のNEC端末の3つの方向性
08年11月にNTTドコモ向け冬モデルの新製品発表会を開催
表:N-01A/N-02A/N-03A/N-04Aの主な特長
らくらくホンに追随
WIRELESS JAPAN 2008で4つのコンセプト・モデルを披露
表:NECにおける4つのコンセプト・モデル
積極的なコラボレーション端末開発
2008年のNEC端末のコンセプト
08年2月に地域限定色のamadanaケータイの販売を開始
07年11月に販売開始前のFOMA N905i/FOMA N905iμを披露
NEC端末は3Sが強み
折り畳み型の進化形を披露
6.海外市場向けの展開
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NECの今後の海外戦略
表:NECにおける海外市場への進出状況と将来計画
狙いはHSDPA方式端末
海外市場向け展開の不調要因
【中国市場向け展開】
中国市場での業務を大幅縮小
【欧州市場向け展開】
2007年から欧州市場向けを拡大
【その他の市場向け展開】
07年上期にHTCLへ端末を供給
7.2005年度から2008年度における市場投入端末
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表:2005年度における市場投入端末一覧(2005年6月24日~2006年3月10日)
表:2006年度における市場投入端末一覧(2006年4月22日~2007年3月7日)
表:2007年度における市場投入端末一覧(2007年11月28日~2008年3月17日)
表:2008年度における市場投入端末一覧(2008年6月4日~2009年1~3月予定)
8.関連リンク
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表:関連リンク(五十音順)
編集後記
■■ 概要 ■■
商 品 名:復活の兆しみせる NECのモバイルターミナル部門
発 刊 日:2009年1月8日
判 型:A4版31頁〔PDF資料〕
発 行:エムレポート
販 売:サイボウズ・メディアアンドテクノロジー株式会社
頒 価:21,000円(税抜20,000円+消費税1,000円)
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■■ サイボウズ・メディアアンドテクノロジー株式会社 ■■
・設 立 :1995年10月
・資 本 金:257,916,250円
・代 表 者:代表取締役 土屋 継
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