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携帯端末ディスプレイの主流はLCDだが、様々な新技術も登場

米国の調査会社ABIリサーチは、LCDの競合技術は比較的高額だが、長期的には価格は低下するだろうと報告する。

米国ニューヨーク、2009年1月5日
携帯電話のディスプレイでは、LCD(Liquid Crystal Display)が依然としてトップである。だが、新旧の様々な技術が、この広範な市場のわずかな収益源を争っている。米国の調査会社ABIリサーチのリサーチブリーフ「モバイル端末の新しいディスプレイ技術:ニッチ市場での役割を模索」は、主要な競合技術の長所と短所を調査している。

LCD技術は成熟しており、コスト面で優位であるため、今後しばらくの間はプライマリディスプレイ技術としての地位が約束されている。長い年月の間にLCDディスプレイは広範に採用されてきたが、電力消費、ライトが明るい状態での表示の問題等、重要な機能において不十分な点も多く、新技術の利用が試みられていくだろう。

「LCDに対抗している主な競合技術には有機EL (OLED)がある」と調査取締役のKevin Burden氏は言う。「その理由は、技術開発の成熟度と、テレビ等のデバイスへの利用によってサプライチェーンが強化されることである。」

また、Qualcommが製造するMEMS技術を利用したmirasolディスプレイは、まずシェル型端末の二次スクリーンに使用される。2009年、Qualcommは台湾にmirasol ディスプレイ専用の製造工場を建設する。これは、サプライチェーンを拡大するための大きなステップとなるだろう。

同様にAmazonの「キンドル」に使用されている電子ペーパーディスプレイ、E-Inkも、端末市場がターゲットである。E-Inkは物理的に頑丈で非常に低電力であることが売りだが、現在、表示できる色が少なく、リフレッシュ速度が遅いため、直ぐには注目を浴びないかもしれない。しかし携帯電話の二次ディスプレイに使用される可能性がある。

これらのディスプレイの大きな課題は、LCDディスプレイに比べて高額なことである。携帯電話市場は出荷台数が多いため、数セントの違いが取捨選択の基準となる。だが、長期的には価格が低下し、Burden氏が述べるように、「ディスプレイの新興企業の前途は明るいが、端末のニッチ市場でさえ収益性は非常に高い」だろう。

ABIリサーチのリサーチブリーフ「モバイル端末の新しいディスプレイ技術:ニッチ市場での役割を模索」は、多くの新しいディスプレイ技術の長所と短所、そして実現性の高いビジネスチャンスを考察し、開発企業の戦略について考察している。このリサーチブリーフは「モバイルデバイス年間リサーチサービス」の一環である。

◆調査レポート
モバイル端末の新しいディスプレイ技術:ニッチ市場での役割を模索 - リサーチブリーフ
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