仏ウリス社 極小サイズの赤外線センサー

フランスのウリス社 は、電力消費が極めて少なく、またミニチュア赤外線センサーのカテゴリーにおいて最も革新的な「UL 03 16 2」を発売します。

超薄型のケース(384 x 288-25マイクロメートル)に収められたセンサーは、温度調節装置なしで動作します。さらにデジタル・コンバータを内蔵しており、これにより関連電子部品が大幅に単純化され、カメラの開発費用を大きく削減することができます。

サーマル・カメラのメーカーは、UL 03 16 2 のバッチ製造プロセスと高い付加価値とによって、革新的な製品を非常に競争力のある価格で販売できるようになります。このセンサーは、コンパクト且つ軽量で電力消費が少ない、大量生産型カメラへの組み込みに理想的な製品です。

UL 03 16 2 はとりわけ、車両の夜間運転補助用、ならびに建物点検用、監視用、消防用の搭載型カメラとしての用途に適しています。

このセンサーにはついては、欧州、米国、日本、中国およびロシアを対象とした特許が申請されました。今年度の生産能力は、100,000 個です。

ウリス社は、誰もが赤外線映像を利用できるようにするという野心的目標を掲げています。ウリス社では、2002年の設立以来、毎年平均50%の売上増を達成してきました。同社は、今後5年以内に100万個のセンサー納入実績を達成することを計画しています。

技術仕様:
材料:アモルファス・シリコン
アレイ:384 x 288 ピクセル - ピッチ: 25 マイクロメートル
熱時定数: < 7 ms
読み出し回路 :CMOS
開口率: 70%
分光感度: 8-14 マイクロメートル
動作温度範囲: -40°C~+60°C
標準オペラビリティ: > 99.9%
感度: 3 mV/K
分散: <1.5%
使用が簡単な電気インターフェース
アナログおよび/またはデジタル・ビデオ出力口1個
重量: < 6 g
寸法: 24.2 x 24.2 x 4.1 mm
内蔵ADC
温度調節なしで動作

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