10Gは2008年に95億ドル、40Gは100Gのトラフィックを満たす高い成長

米国の調査会社インフォネティクスリサーチ社は、企業で帯域幅の必要性が高まり、ネットワーク容量の増大はネットワーク管理者の最大の懸案事項になっていると報告する。

カリフォルニア州キャンベル、2008年10月22日
10ギガビット市場は、大きく急速に成長しており、2008年に世界で95億ドルとなるだろうと米国の調査会社インフォネティクスリサーチ社は報告している。

インフォネティクスリサーチ社の年刊調査レポート「10G/40G/100Gイーサネット:世界の年間市場規模と予測」は、10G/40G/100Gの光(OC192/STM64など)とイーサネットポートの様々なサービスプロバイダや企業向け製品について調査し、世界経済の減速にもかかわらず、10ギガビット市場は今後数年間も活発で、40ギガビットも急速に成長し、まもなくスタートする100ギガビットも2013年までに市場が立ち上がるだろうとしている。

「ここで述べているサービスプロバイダの多くは40ギガは100ギガ市場が始まるまでの投資と考えており、40ギガを丸ごとスキップしようと考えている企業もあるが、インフォネティクス社はそれは有効な手段ではないと考えている。トラフィック需要は現状のキャパシティを上回るペースで成長しており、2012-2013年頃までは100ギガは適切な価格レベルを提示できないだろう。100ギガビットの開始は、少なくとも2025年までの長期にわたってトラフィックの問題を解決する、今後の重要な一段階である」とインフォネティクスリサーチ社の主席アナリストで共同創業者のMichael Howard氏は語る。

共著者で、インフォネティクスリサーチ社の企業音声・データ通信部門の主任アナリストのMatthias Machowinski氏は、「企業がリソースの集中を進め、企業向けアプリケーションはますます帯域幅を必要とするようになり、ネットワークに過大な負担をかけることになるだろう。インフォネティクスリサーチ社の最新のユーザー調査によれば、10ギガビットポートの出荷数は急上昇しており、ネットワーク容量の増大はネットワーク管理者の最大の懸案事項であると指摘されている。イーサネットスイッチの10Gポートの出荷数は、2007年にも140%成長している。今後数年間は順調な成長が続くだろう」と述べている。

主な調査項目を以下にあげる。

*40Gの収益は急速に成長し、2007-2011年には年平均成長率(CAGR)59%で成長するだろう*2008年にはサービスプロバイダ機器向けの10Gイーサネットポートの平均収益は、企業向け機器の約10倍だろう
*企業やサービスプロバイダ向けの10G/40G/100Gポートの出荷数は、2007-2011年に1000万から74億に上昇し、2009年には100ギガ市場が小規模に登場するだろう

インフォネティクスリサーチ社の年刊調査レポート「10G/40G/100Gイーサネット:世界の年間市場規模と予測」は、企業向けイーサネットスイッチ、ルータ、アプリケーションスイッチや、サービスプロバイダ向けのルータ、キャリアイーサネットスイッチ(CES)、光ギア(WDM、SONET/SDH)、PON OLT、CMTS、マルチサービスATMスイッチなどの、10G/40G/100Gの光(OC192/STM64など)とイーサネットポートの、2007-2011年の世界と地域毎の市場規模と予測、出荷数と収益を記載している。

調査レポートは、Alcatel-Lucent、Allied Telesis、Alloptic、Atrica、Calix、Carrier Access、Cisco、Corecess、ECI、FiberHome、FlexLight、富士通、古河電気工業、日立、、Huawei、三菱電機、Motorola、日本電気、Nokia-Siemens、PacketFront、Samsung、住友電工、Tellabs、Terawave、UTStarcom、Wave7 Optics、World Wide Packetsなどの企業を調査している。

◆調査レポート
10G/40G/100Gイーサネット:世界の年間市場規模と予測
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◆米国インフォネティクスリサーチ社について
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