ブロードバンドと3Gの普及が進み、テレビ、PC、モバイルスクリーンの境界はなくなりつつあると米国調査会社インスタット社は報告する。サービスプロバイダは、ユーザーとコンテンツの管理においてあらゆる方面からの挑戦を受けている。ネットワークサービスプロバイダの課題は、ネットワークライフスタイルに如何に付加価値を加えるかという点にある。
「ひとつの答えは、マルチビデオスクリーンサービスの導入である。例えば消費者は、既存のネットワークサービスを介して、NBCの北京オリンピックの映像をテレビ、パソコン、モバイルデバイスで見ることが出来る。また、統合マルチスクリーンサービスで、消費者は、サービスデバイスに特有の次世代的な特徴や機能を利用することが出来る」とインスタット社のアナリストKeith Nissen氏は語る。
インスタット社は、下記についても調査した。
■ 5年以内に、米国のTV-PCサービス加入者は1100万、モバイルPC統合サービス加入者数は1600万とみられる
■ 消費者調査に基づき、インスタット社はTV-PCの2画面ビデオサービスが、通常のコンテンツ確認にウェブベースのポータルを使い、サンプリング、選択、購入のできる、コンテンツのみのマルチスクリーンサービスの最善策であると見ている
インスタット社の調査レポート「米国におけるマルチスクリーンサービス調査:市場概況と利用状況 - The US Market for Multi-Screen Services」は、マルチビデオスクリーンサービスに対する消費者行動と選択に関して調査している。米国の消費者がどのように、どのくらいの頻度で、どのようなアプリケーションなどを、様々な画面で利用しているかについて記載している。マルチスクリーンサービスの条件や、コンテンツのみのマルチスクリーンサービスの需要分析、統合マルチスクリーンサービス提供の付加価値を定量化し、TV-PCの2画面ビデオサービス市場、モバイルPCの2画面サービスを分析している。調査データは、2つのアプローチの違いを際立たせ、それぞれの今後5年の米国の加入者数と収益予測を行っている。
[調査レポート]
米国におけるマルチスクリーンサービス調査:市場概況と利用状況
The US Market for Multi-Screen Services
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