マネージドサービスは60億ドル市場へ

フランスの調査会社イダテ社は、通信サービスプロバイダによる利用が高まるマネージドサービスに関する調査レポートを出版した。

2008年10月9日
フランスの調査会社イダテ社の調査レポート「マネージドサービス:ネットワークからアプリケーションアウトソーシングまで - Managed Services: From Network to Application Outsourcing」は、「マネージドサービスとは何か?」「なぜマネージドサービスが伸びているのか?」「マネージドサービスのビジネスモデルにはどのようなものがあるのか?」「マネージドサービスのベストポジションにいるのはどの企業か、あるいはどの市場か?」などの疑問に答えている。

「急速に変化する環境の中で、新規参入企業との激しい競争に打ち勝つために、通信サービスプロバイダは従来のビジネスモデルを顧客指向のものへと変えざるを得なくなっている。そのようなキャリアの新しいコアビジネスには、顧客対応管理(CRM)、カスタマーリレーション、その他のマーケティングを行うサービスプロバイダなどがある。これらに十分なリソースを充当するために、キャリアは付加価値のない事業を社外調達するだろう」

マネージドサービスは、プロセスベースのサービスであり、終わることのない反復的なサービスである。これは従来の製品依存的な、あるいはプロジェクトベースのサービスとは異なる。ネットワークアウトソーシングからホステッドアプリケーションやミドルウェアのアウトソーシングまで、様々なサービスが提供されている。
*マネージドサービスは、通信キャリアのバリューチェーンの事業を丸ごとおこなうほどに幅広い市場となっている
*通信会社の機器ベンダは、マネージドサービスの分野で、ITサプライヤとの熾烈なシェア獲得の争いに突入している
*マネージドサービス市場で大きく成長しようとするならば、企業は迅速に行動しなくてはならない
*2007年のマネージドサービス市場は60億ドルで、通信企業が約50%、ITサプライヤが約30%、残るの20%はより中小のベンダが占める
この調査レポートは、ネットワークからOSS/BSSの、ビリングやアプリケーションアウトソーシングなどのマネージドサービスを提供する、様々な通信産業の企業を調査している。マネージドサービスとは何かを明快に示し、マネージドサービスのダイナミクスとトレンドを記載している。どの企業が最もサービスプロバイダにマネージドサービスを提供するに適切なポジションにいるかを、ネットワークレイヤ毎、ミドルウェアレイヤ毎、アプリケーションレイヤ毎に記載している。
◆調査レポート
マネージドサービス:ネットワークからアプリケーションアウトソーシングまで
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◆仏イダテ社について
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