法人向けモバイルアクセスソリューションのセキュリティ対応機能として Flash技術で端末への社内データ保存を防御する新機能を製品化

~業界に先駆け、モバイルアクセスのセキュリティホールに対応、 万全の情報漏えい対策でリモートアクセスの普及加速化を目指す~

株式会社コネクトワン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:吉田 晋)は、この度、法人向けモバイルアクセスソリューション業界初のFlash技術を用いた社内データの端末保存を防御するセキュリティ対応技術を新規開発したことを発表します。本技術は、大企業向けのソリューション「ConnectONE ExchangePack」「ConnectONE for Lotus Notes」「ConnectONE エンタープライズサブスクリプション」のオプション機能として商用化し、本日より販売を開始します。

本セキュリティ機能は、ユーザが携帯電話を利用して社内の業務システムやグループウェアなどにアクセスする際に、端末に表示された社内システムのデータを「画面メモ」としてデータ保存する操作を制御するものです。ユーザが表示画面メモとして保存しようとした段階で、自動的にログイン画面に切り替え、操作を無効にします。「画面メモ」の機能は、法人向けサービスにとって、端末の紛失・盗難時の情報漏えいの原因となる点が従来から指摘されてきました。この度の新機能により、ユーザの利用方法に依存するリスクにも配慮した、万全の情報セキュリティ対応が実現します。

「画面メモ」の利用によるリスクの発現は、モバイルアクセス用の画面が一般的にHTMLにより構成されるウェブアクセス形式で実装されてきたことが原因となっています。データを保存させない仕組みとしては携帯用アプリで実装する方法がありますが、ユーザ個々人の端末に専用アプリを設定してもらう必要があることから、システム管理者に負担がかかる点が課題となっていました。本機能では、モバイルアクセス用の画面をFlashにより提供することで、ユーザ教育等の運用管理面の負担を最小限にとどめ、端末上にデータが残らない仕組みを可能にしています。

本機能は、金融機関を中心としたセキュリティ意識の高いユーザ企業の要望で開発したものです。この度の製品化により、これまで技術面、運用面の制約から、モバイルアクセスソリューションの導入を断念してきたユーザ企業でも、安心してご利用いただけるようになります。

本機能は、「ConnectONE ExchangePack」「ConnectONE for Lotus Notes」のtype Fおよび「ConnectONE エンタープライズサブスクリプション」に搭載されます。「ConnectONE エンタープライズサブスクリプション」は、本機能を含め様々なConnectONEモジュールを、お客さまのニーズに応じて組み合わせることができる、新しい形態のサービスです。料金は1ユーザあたり月額約300円(ライセンス利用料/保守費用込み、3000ユーザの場合)のサブスクリプションライセンスとして提供いたします。当社では、「ConnectONE エンタープライズサブスクリプション」の販売目標として、初年度50社、向こう3年間で300社のご採用を目指しています。

このプレスリリースの付帯情報

Flashセキュリティ画面イメージ

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用語解説

■「ConnectONE エンタープライズサブスクリプション」について

「ConnectONE エンタープライズサブスクリプションサブスクリプション」は、株式会社コネクトワンが開発・販売を手がける大企業向けのモバイルアクセスソリューションです。Microsoft Exchange ServerやLotus Notesといった社内システムの情報を携帯電話、スマートフォン、PC等のモバイル端末に表示し、ユーザが自由に閲覧・編集できる環境を提供します。従来のConnectONEシリーズ製品を大規模ユーザ環境向けに機能強化した新バージョンとして、各種セキュリティ機能やサポートサービスを拡充しています。

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