3人に2人がフェリカによるサービスを所有、 最も所有率が高いのは男性35~44歳

――「電子マネー&おサイフケータイ利用実態調査2009」より――
日経BPコンサルティング調べ

日経BPコンサルティング(東京都港区、樫村弘幸社長 リンク)はこのほど、「電子マネー&おサイフケータイ利用実態調査2009」(リンク)の結果をまとめた。2007年に調査を開始して以来3度目となる今回は、フェリカ(Felica)を採用した電子マネーやその他のサービスについて、所有(登録)率や利用頻度、利用満足度、電子マネーサービスの場合は月平均利用額などを調査し、その利用実態に迫った。
◆調査項目一覧:リンク


3人に2人がフェリカによるサービスを所有(登録)、おサイフケータイ利用者は16.7%
2007年には、交通系電子マネー「PASMO」や2大流通グループによる電子マネー「nanaco」(セブン&アイホールディングス)と「WAON」(イオン)が発行され、この1年で電子マネー市場はさらに拡大した。
本調査結果によると、67.4%がフェリカによるカード型サービスを所有しており、おサイフケータイによるサービス登録者は16.7%だった。また、67.5%の人がカード型かおサイフケータイのサービスを少なくともひとつは所有(登録)していることになる(図1)。昨年のシェア51.6%から3割の増加である。


最も所有(登録)率が高い性年代は男性の35~44歳
性年代別の所有(登録)率では、全体的に男性のほうが高い(図2)。カード型で最も所有率が高いのは男性40~44歳の層で85.0%、続いて男性35~40歳の層が84.0%といずれも8割以上の人が所有している。おサイフケータイの登録率でも1位が男性35~39歳(38.5%)、2位は男性40~44歳(31.5%)で他の層よりも圧倒的に高い。30代後半から40代前半のビジネスパーソンがメインターゲットとして浮かびあがる。


最も所有(登録)率が高いサービスは「Edy」
サービス別の所有率についてカード型とおサイフケータイに分けて聞いたところ、カード型の1位は「Edy」(27.6%)であり、昨年1位の「Suica」(25.3%)を上回った(図3)。ただし、「Suica」と相互利用可能な3位の「PASMO」(13.8%)を合計すると39.1%で1位の「Edy」を11.5ポイント上回る。
おサイフケータイの1位も「Edy」で、おサイフケータイ利用者の78.2%が「Edy」を登録している(図4)。
(中村由佳=日経BPコンサルティング コンサルタント)

調査報告書詳細:リンク

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<本件のお問合せ先>
日経BPコンサルティング mail:consult@nikkeibp.co.jp TEL 03-6811-8308

このプレスリリースの付帯情報

図1-4

(画像をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。)

用語解説

<調査概要>
目的:おサイフケータイ及び電子マネー全般の利用実態とその動向をまとめる。
調査方法:Webアンケート調査
調査対象:全国携帯電話ユーザー
回収数:4400(※男女とも15歳以上5歳刻みで11段階(65歳以上は一括り)。各段階で200
名ずつ)
発行日:2008年10月22日
調査時期:2008年9月9日~9月10日
調査機関:調査企画・設計・分析 日経BPコンサルティング
報告書の形態/価格:バインダー形式 A4レポート(493ページ)+CD-ROM ※通常版、ローデータ版とも共通
■ 通常版: 315,000円(税込)  ○収録内容:単純集計データ、クロス集計データ、報告書のPDF
■ ローデータ版: 1,050,000円(税込) ○収録内容: 通常版の内容に加えてローデータを収録

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