IPジオロケーションを導入、パソコン不慣れな高齢者も使いやすく、居場所に近い病院を優先表示

日本最大級の病院検索サイトを運営する株式会社QLife(キューライフ/本社:東京都世田谷区、代表取締役:山内善行)は、サイバーエリアリサーチ株式会社(本社:静岡県三島、代表取締役:山本敬介)と共同でIPジオロケーション技術を導入し、検索結果表示の質を向上させた。利用者の居場所を判別して、近く(市区町村レベル)の施設を上位表示する。これまで、携帯サイト利用者には、GPS機能などで利用者の地域の病院を優先表示していたが、パソコン経由での利用者にも同様の利便性を提供する。IPジオロケーションは、大手検索サイトのリスティング広告表示などで使われることがあるが、一般サイトのユーザビリティアップ目的で利用されるのは珍しい。


●背景
もともとQLifeでは、地域を絞って探すユーザー向けに、「最寄り駅から探す」「郵便番号から探す」という2種類の検索方法を提供しているほか、「キーワード検索」で例えば“上町”と入力すると、全国の「住所」や「病院名」に“上町”が含まれる施設がリストアップされるしくみになっている。ところが地域によってはヒットする施設数が膨大となり、“上町 内科”などとAND指定する操作が必要だった。
また、ある病院の評判を確認したいときには、例えば「鈴木」と入力すると、全国の“鈴木”と名の付く医院が検索対象となってしまうため、どうしても閲覧数や口コミ数が多い地域(東京など)の“鈴木医院”が上位表示されていた。そのため、こちらのケースでも、“鈴木医院 上町”などとAND検索が必要だった。

●導入後の成果
ところがQLifeの利用者にはパソコン操作に不慣れな高齢者なども多く含まれるため、必ずしも的確に検索ワードを指定できたり、AND検索を使いこなせるユーザーばかりではない。
そのため今回IPジオロケーションを導入し、札幌の利用者には札幌の“鈴木医院”が、大阪の利用者には大阪の“鈴木医院”が上位表示されるようにした。β版でのテストを1ヶ月間実施してきたが、地方のユーザーからは、「使いやすくなった」との声が寄せられている。

●IPジオロケーションとは
IPジオロケーション技術は、大手の地域限定リスティング広告などで利用されている。インターネット・プロバイダが設置しているアクセスポイントのルーターに割り振られているIPアドレスと、ユーザーのIPアドレスとを照合して、地域を判定している。そのためインターネットへの接続ネットワークによっては、利用者が大阪でもアクセスポイントが東京になっているケースなど、厳密に現在地判別ができないこともある。


<添付画像1:北海道にて「鈴木」で検索した結果表示画面>

<添付画像2:神奈川県にて、「鈴木」で検索した結果表示画面>

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<株式会社QLifeの会社概要>
会社名 :株式会社QLife(キューライフ)
所在地 :〒154-0004 東京都世田谷区太子堂2-7-2 リングリングビルA棟6F
代表者 :代表取締役 山内善行
設立日 :2006年(平成18年)11月17日
事業内容:健康・医療分野の広告メディア事業ならびにマーケティング事業
企業理念:生活者と医療機関の距離を縮める
サイト理念:感動をシェアしよう!
URL : リンク

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本件に関するお問い合わせ先:
株式会社QLife  広報担当 山内善行
TEL : 03-5433-3161 / E-mail : info@qlife.jp
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関連情報
http://www.qlife.jp
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お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

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