(株)理経、 仏エアコム社製 次世代携帯電話基地局テストシステムをNECから受注

~3.9世代LTEに準拠、基地局の開発を加速~

株式会社理経(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:青柳勝栄)は、この度エアコム社(ERCOM、本社:フランス、社長:ディディエ・パニュー)製の最先端基地局テストシステム「eNodeB Mobipass Tester (イーノードビー モビパス テスター)」をNECに採用いただきました。

現在、次世代の携帯電話データ通信規格LTE(Long Term Evolution)に基づく携帯電話網の研究・開発が通信機器ベンダーで進められています。LTEは3.9世代とも呼ばれ、下り100M   ビット/秒超、上り50Mビット/秒超の高速かつ大容量、低遅延データ通信の規格です。eNodeB Mobipass Testerを採用いただくことで、基地局の開発を加速し、実用化に向けて推進されます。

NECモバイルRAN事業部長の橋本氏は次のように述べています。
「我々は、本格化するモバイルブロードバンドサービス実用に向けて完成度の高いLTE基地局装置の開発を進めており、エアコム社eNodeB Mobipass Testerは、この期待にこたえてくれるものと思います。」

エアコム社eNodeB Mobipassテストシステムはオールインワンタイプのアプライアンスであり、負荷テストや診断機能などの通信量に関するテストと、機能テスト、モニタリング、復号化機能などの通信の質に関するテストを統合したものです。ユーザー端末から基地局、コアネットワークの装置まで、LTEアーキテクチャのすべてのインタフェース間での通信シミュレーションが可能です。

エアコム社はNECがこの2月にLTEの共同開発を目的として設立した合弁会社の相手であるアルカテル・ルーセント社にすでにeNodeB Mobipass Testerを納入開始しており、同社Didier Panoux社長は次のように述べています。
「今回NECの採用はLTEシステムの開発がより一層進むものと期待され、当社の使い易いGUIが評価されたものと思います。」


■eNodeB Mobipassの特長
・ グラフィカルユーザーインタフェース(GUI)を使って、テストプログラムの作成、実行が可能
・ ハードウェアは柔軟なブレード構成。ブレードを選択して、テスト要件に合わせることが可能
・ 診断機能により、デバッグとトラブルシューティングの時間を短縮して製品化するまでの時間を
  高速化。ユーザーフレンドリーなシステムにより、従来必要としていたプロトコル分析の上級エキスパートが不要。


■エアコム社について
社名: ERCOM, S.A.
本社: フランス ベリジー・ビラクブレー市 
社長: Mr. Didier Pagnoux
事業内容:エアコム社は通信事業・IT・セキュリティの分野で研究・開発方式の提案、機器のデザイン、制作、製造ラインの構築を行っています。ヨーロッパ市場において、過去数年間にテストシステムを250以上のシミュレーションシステムに導入されており、に納入し、第3世代におけるRNC(無線ネットワーク制御装置)の負荷テストで豊富な経験を有しております。
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【報道関係者お問い合わせ先】
株式会社 理経
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本件について:ネットワークソリューション1部 二上、中田
03-3345-2141 (ダイヤルイン)
E-Mail:ercom@rikei.co.jp

営業全般について:企画開発部 内山
03-3345-2180(ダイヤルイン)
E-Mail:uchiyama@rikei.co.jp

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