ConnectCore 9P 9215向けに .NET Micro Frameworkをサポート

小型で多種多様なネットワーク機器開発を可能に

ディジ インターナショナル株式会社(本社・東京都渋谷区、ジョー・ダンズモア代表取締役)は、本日、用途の広いARM9ベースのイーサネットコアモジュールである「ConnectCore 9P 9215」向けの「Microsoft .NET Micro Framework v2.5」をサポートすることを発表しました。

.NET Micro Frameworkは、Microsoftのエンベデッドソリューションの範囲を、より小さなメモリ・フットプリントを備えた統合デバイスプラットフォームにまで拡大します。ConnectCore 9P 9215は、.NET Micro Frameworkの能力を、ネットワークセンサ監視、データ収集、機械制御といった新しい用途に拡げるための豊富なインタフェースのセットを搭載しています。


「Digiは、.NET Micro Frameworkに対してイーサネットネットワークを提供する当社の初のパートナです。.NET Micro Frameworkは、エンベデッド開発の世界に対し、信頼性と生産的の高いVisual Studioの環境を提供する、資源に制約のある機器向けの革新的なプラットフォームです。このプラットフォームは、DigiのConnectCore 9P 9215との強力な連携により、スマートで安全に接続でき管理が容易なエンベデッドシステムのより迅速な開発を可能にします」と、Microsoft社のプロダクトユニットマネージャ、コリン・ミラー氏は話しています。


「ConnectCore 9P 9215のインタフェースの範囲は、ほとんどいかなる種類のセンサまたは周辺機器でも.NET Micro Frameworkでの接続・制御を可能にします。このことにより、工業オートメーション、建築オートメーション、小売、ヘルスケアといったバーティカル市場における多種多様な.NET Micro Frameworkベースのアプリケーションに理想的なものとなります。これまでのMicrosoft社と当社の協調は強固なものであり、今後も、より多くの製品で同社と密接に連携し合えることを期待しています」と、Digi Internationalのグローバルセールス&マーケティング上級副社長のラリー・クラフトは話しています。


ConnectCore 9P 9215は、高度に統合されコンパクトなARMコアモジュールであり、10/100イーサネット、SPI、I2C、PWM、AD変換、リアルタイムクロック、将来的な拡張に備えたメモリ/アドレスバスといった、.NET Micro Frameworkを搭載した他のいかなるコアモジュールよりも多くのインタフェースを特徴としています。また、DNS、データ暗号化、スタティックおよびダイナミックDHCPといった先進のネットワーク機能も備えています。さらに、Dynamic Power Control(特許取得のプロセッサ速度切替機能で、アプリケーションから、もしくは電力消費低減のためにシャットダウンするかによってプロセッサ速度を変更可能)を含む、低消費電力と先進のパワーマネジメント機能を搭載しています。


ConnectCore 9P 9215は、新しいDigiのNET+ARM NS9215マイクロプロセッサをベースにしています。モジュールがDigi自社製マイクロプロセッサで設計されるため、長期可用性が保証されます。また、ソフトウェアの最小の変更で、よりコストの低いチップベースの設計への容易な移行を実現しています。


Microsoft .NET Micro Framework向けのConnectCore 9P 9215 Digi ジャンプスタートキットは、現在499ドル(メーカー希望小売価格)で入手可能です。ConnectCore 9P 9215モジュールは、63ドル(1,000ロットの場合)で提供します。詳細は、www.digi.com/cc9p9215をご覧ください。

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