2013年、ウルトラモバイルデバイスの出荷台数は2億へ

米国の調査会社ABIリサーチ社は、ウルトラモバイルデバイス(UMD)市場は今後確実に成長すると報告している。

米国ニューヨーク、2008年9月24日
2008年、ウルトラモバイルデバイス(UMD:ウルトラモバイルPC、ノート型PC、モバイルインターネットデバイスの包括的用語)の出荷台数は1000万台といういわば「スタンディングスタート」を切り、2013年には2億台以上になるだろうと米国調査会社ABIリサーチは予測している。

「UMD市場は無線端末市場に比べてまだ規模が小さいが、2013年の予測収益額がほぼ270億ドルと、市場の成長は間違いないだろう」と、ABIリサーチの主席アナリストPhilip Solis氏は言う。

現在、UMD市場の約90%をネット接続可能なノート型パソコンが占めているが、2013年にはMID(モバイルインターネットデバイス)に大きく引き離され、2位に後退するだろう。MIDの出荷台数は今後急上昇して、市場のほぼ68%を占めるようになるだろう。ウルトラモバイルPC(UMPC)は、当分の間、ニッチカテゴリのままだろう。

UMD市場予測を全体的に見ると、2013年の予測出荷台数は2億で、これは世界のラップトップPC市場の予測規模とほぼ同じである。

「市場が急成長期に入って発展し始めれば、様々な配信チャネルにおいて様々な販売方法が試されるようになるだろう。メーカーが直接販売したり、小売店や、新たなデータプランへの加入を促すモバイルオペレータが販売する場合もでてくるだろう」とSolis氏は言う。

ABIリサーチの調査レポート「モバイルインターネットデバイス:UMPC、ノート型PC、MID、UMDプラットフォームのサポート」は、UMD市場におけるエコシステムの促進要因と阻害要因を分析している。x86プロセッサとARMプロセッサの競争、配信と補助、デバイスの定義、音声対応のセルラーMID効果などの今後市場を形成する事柄を調査している。また、2013年までの詳細なセグメント別の市場予測を行っている。

この調査レポートは、リサーチブリーフ、「Market Data」、ABIベンダーマトリックス、「ABI Insights」、アナリストへの質問時間を含む「MIDとモバイルCE年間リサーチサービス」の一環である。

◆調査レポート
モバイルインターネットデバイス:UMPC、ノート型PC、MID、UMDプラットフォームのサポート
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