調査結果「ケータイは難しい？機能の使いこなし度『完璧』は1割以下」

＜調査概要＞
シーズンごとにニューモデルが登場する携帯電話市場。今や電話やインター
ネット、メールといった基本機能に、電子マネーやワンセグ放送など新たな
機能が次々と付加され、ますます便利さを増したが、肝心のユーザーはこう
した機能をどの程度使いこなしているだろう。20代から40代を中心とする男
女547名の回答を集計した。

利用中の携帯電話の機能の使いこなし度を聞いたところ、「バリバリ120％」
と答えたのは全体の4.8％。「がっつり100％」の人も4.8％、「なかなか80％」
が16.3％で、「自信あり」派を合わせると4分の1強。最も多かったのは「そ
こそこ50％」で32.5％、「ビミョー30％」が27.2％で、「サッパリ0％」も
14.4％で、自信のない人が4割を超えた。

年代別に見ると、「120％」「100％」の比率に大きな差はないが、「80％」
では20代が20.0％、30代が17.5％、40代が8.0％と、20代、30代に比べ40代で
は10ポイント近く少なく、「0％」は20代が6.4％、30代が14.3％、40代が
18.1％と年代が上がるにつれアップ。40代では「30％以下」が半数を占め、
使いこなしレベルは低いようだ。

携帯電話の機能のうち難しいと思うものを複数回答形式で答えてもらったと
ころ、「おサイフ携帯機能」最も多く39.1％。次いで「アプリ」が30.7％、
「ミュージックプレイヤー」が26.3％、「ネット」が16.1％、「カメラ」が
15.0％、「ワンセグ」が14.6％の順となった。一方、「通話」で10.6％、
「メール」でも13.9％が使いこなすのが難しいと感じており、特に40代での
苦手意識が20代・30代に比べて顕著。「通話」では20代の4.5％、30代の9.2
％が難しいとしているのに対し、40代では17.4％にのぼり、「メール」に至っ
ては、20代の4.5％、30代の12.4％に対して40代では23.2％と、10ポイント以
上の差。通話やメールといったシンプルな機能のみを備えた電話が発売され
ているが、携帯各社はもっとこうした商品を前面にアピールた方がいいのか
もしれない。

＜調査データ＞
・利用中の携帯電話の機能を使いこなせていると思いますか？
・携帯電話の機能で難しいと思うものを全て選んでください。
など

※男女別、年代別に集計

詳しくはWEBをご確認下さい。

＜調査概要＞
有効回答数：547名
調査日：2008年7月25日～2008年7月28日
男女比：男性：52.3％ 女性：47.7％
年代比：20代：21.1％ 30代：45.9％ 40代：25.2％ その他：8.8％
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　「携帯電話機能の難易度に関する意識調査」

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