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世界の携帯端末市場予測レポート出版

ロアグループ社は世界の端末市場について、5トピックを動向及び予測のポイントとして選択し、調査・分析を行い「2008年グローバル携帯端末市場の展望~未来を予測する5つのキーワード」レポートを出版しました。

[レポートサマリー]

本レポートは、2008年を迎えた今、グローバル携帯端末市場がどのようなトレンドで動いていくかを把握し、予測することを目的に作成された。このレポートには、ROAGroupが2007年に行ったアジアの主要な移動体通信キャリア及び端末メーカー(特に、日本、韓国、中国)に関する戦略リサーチ及びコンサルティングプロジェクトの結果と実務担当者とのインタビュー、そしてROAGroupの意見を踏まえた内容が含まれている。

日本と韓国の場合、シャープ、サムスン電子、LG電子のようなグローバル端末メーカーが活発な動きを見せる地域であると同時に、NTTドコモ、KDDI、SKテレコム、KTFなど、“グローバリゼーション”に対する思い入れが強いキャリアらが携帯端末市場を牽引している。携帯端末に関する彼らの見解は、まさにグローバル市場においても相通じるところがあるといえよう。

ROAGroupが選定した2008年グローバル携帯端末の4大トレンドを図に表すと下記のようになる。

注:ここでいう「マッシュアップ」とは、アプリケーション間のマッシュアップ(例えばSNSとサーチエンジンのマッシュアップ、サーチエンジンとGPSとのマッシュアップなど)、技術とエンターテインメントのマッシュアップなど、属性または特性が全く異なる2つ以上の混合や結合を通じた新たな価値の出現を指す。

上記で述べた主な4大トレンドをさらに細かく5つのトピックに整理すると次のようにまとめられる。

1.モバイルOS及びプラットフォーム分野の競争が加速-MobileLinux勢力が拡大

2008年は、70%以上の市場を占有している代表的なモバイルOSのSymbianと、その競合関係にあるWindowsMobile、そしてオープン型スタンダードを追求しているMobileLinuxとの争いが佳境に入る時期といえる。特にグーグルのAndroidOSを基盤としたOpenHandsetAlliance(OHA)は、世界の主な端末メーカーとキャリアの関心が集中していることからも、2008年はMobileLinux元年になると期待されている。

2.スマートフォンの拡大

端末の差別化と競争力を確保するという点で、2008年はスマートフォンに対する関心がピークに達することが予想される。また2008年には、全体の携帯端末市場に占めるスマートフォンの割合が約22%に達すると予測される。さらにスマートフォンを中心にさまざまなウェブサービスとの連携が始まり、さらに活発化することが考えられる。

3.ユーザーインターフェースの高度化によってユーザーの感情的な効果(EmotionalEffect)が極大化

ユーザーインターフェースは、もはやプラットフォームとしての属性だけにとどまらず、消費者の購買意欲を刺激し、実際の購入行動へ導く“端末とサービスの差別化”戦略とみなされている。すなわち、ユーザーインターフェース=カルチャーコードとして認識されつつあり、アップルのiPhoneはその成功事例の代表格である。今後、端末メーカーのOEMUIを差別化するため、さまざまな技術の導入やUIに関する企業の買収・合併が活発に展開されることが予想され、キャリアもまたUnifiedUI(有線と無線の区別なくユーザーへ一貫性のあるUIを提供する技術)の重要性をさらに実感することになるだろう。

4.カメラモジュールの後に次ぐ、タッチスクリーンLCDが携帯端末の新たな標準機能に

アップルのiPhone、LG電子のPRADAPhoneの発売後、タッチスクリーンLCDを搭載した端末が続々と登場している。タッチスクリーンLCDの短所として指摘されてきた文字入力時にエラーが発生する問題は、最近タクタイルフィードバック技術とタッチスクリーンLCD技術が合わさったことで、徐々に解消されつつある。このタクタイルフィードバック技術は、ユーザーが文字を入力した際、振動や色で現在どんな行為をしているのかを即時にフィードバックしてくれるもので、エンターテインメント的な要素も同時に提供している。

5.GPS端末のポジション拡大

携帯端末が、Web2.0を基盤としたサービスの実現を果たすためのさまざまな技術を取り込めるようになったことで、GPS機能と検索エンジン技術が融合し、移動中でも即時にユーザーが位置を追跡できるサービスが登場している。このように、携帯端末基盤のアプリケーションマッシュアップサービスが新たなトピックとして登場する可能性が高い。携帯端末でユーザーが欲しい情報のうちの一つが位置情報であることを踏まえると、今後GPS携帯電話のポジションが拡大し、その位置情報サービスが新たなキラーアプリケーションとして浮上する可能性が高い。

上記のように選定したトピック以外にも、2008年に入って最近ではモトローラが携帯電話事業を手放そうとする動きがみられ、今後モトローラの行方によっては競争勢力図が大幅に塗り替えられることも予想される。この点は、携帯端末のトレンドとは別に競争図における変化として注目していく必要があるだろう。


[レポート目次]
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[調査レポート]
2008年グローバル携帯端末市場の展望
未来を予測する5つのキーワード
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[ロアグループ社について]
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このプレスリリースの付帯情報

ROAGroupが考える2008年グローバル携帯端末市場

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