ビジネスネットワークにおける無線LAN(WLAN)技術はもはや標準的なものとなり、Wi-Fi機能搭載のポータブルコンピュータや安価な無線方式ルータによって、オフィスの外でネット接続できるようになってきていると、米国調査会社インスタット社は報告する。これらの傾向や、Wi-Fi携帯電話の市場成長は、IT管理者にとって重大なセキュリティ問題を引き起こしている。無線セキュリティには、2つの異なった市場がある。伝送やポータブルデバイスに保管する際のデータ保全というクライアントセキュリティと、RF環境をモニターして、ネットワーク管理やビジネス資産を保護したりする方針を強化するファシリティセキュリティである。これらの市場をあわせると、2011年には102億ドルに達すると予測している。
「Wi-Fiアライアンスは、2007年前半に約100のWi-Fi電話を認可したと発表した。この力強い市場成長は、Wi-Fi/セルラー統合型の電話というソリューションによって継続するだろう」と、インスタット社のアナリストVictoria Fodale氏は言う。
インスタット社は、下記についても調査した。
■ 2007ー2011年の間に、WLAN機能のあるクライアントデバイスは約15億台出荷されるだろう
■ 2011年までには、デュアルモードセルラー/Wi-Fi電話が、WLANクライアントの約半数を占めるだろう
■ これらのデバイスの多くは、所属する企業ではなく個人が購入するだろう
インスタット社の調査レポート「米国ビジネス市場の無線セキュリティ:市場概観とエンドユーザ - Mobility and Security in US Businesses: A Progress Report」は、米国の無線接続とセキュリティについて調査している。インスタット社の米国ビジネスユーザーの調査と、無線セキュリティに関する支出について、2011年までの市場を分析している。市場傾向についても分析している。
[調査レポート]
米国ビジネス市場の無線セキュリティ:市場概観とエンドユーザ
Mobility and Security in US Businesses: A Progress Report
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