京セラコミュニケーションシステムと京都放送が スポットワンセグ放送の実証実験を開始

 京セラコミュニケーションシステム株式会社(本社:京都市伏見区 代表取締役社長 森田 直行 以下KCCS)と株式会社京都放送(本社:京都市上京区 代表取締役社長 中澤 隆司 以下、KBS京都)は、スポットワンセグ放送*1を活用し、携帯電話向け放送とパソコン向け映像配信を相互リンクするシステムの実証実験を実施致します。

本実験は、紅葉シーズン後半の12月初旬に京都市内3ヶ所*2 で、「スポットワンセグ放送」・「続きリンク*3 」という2つの技術を利用した『ポットワン』サービスを通して行います。

『ポットワン』では、期間中、観光ガイドを中心としたスポットワンセグ放送を流します。実験参加者は、私有のワンセグ対応携帯電話を使って、現地でしか見られない専用番組を視聴することが出来ます。そして、専用番組視聴中に通信機能を使って「続きリンク」を登録しておけば、帰宅後にパソコンで続き映像や特典映像を見ることが出来ます*4。

自宅で続きが見たいとき、現地で全ての映像を見る時間がない場合に、現地で続きリンクをクリックするだけで、自宅に帰っても続きを視聴できるという画期的なシステムです。



 本システムはNICT(独立行政法人 情報通信研究機構)の公的助成を得て開発しております。システム全体の開発をKCCSが、番組制作やスポット放送をKBS京都が担当しています。期間中、KBS京都の通常のワンセグ放送からスポットワンセグ放送への誘導も行います。また、実証イベントの実施では、株式会社エフエム京都(社長 吉田 進)に協力いただいています。
 本実験は、将来、地域の様々な商業施設・文化施設が、ユビキタス放送を行うことを想定した実証実験でもあります。観光以外にも様々な用途が考えられており、地域産業主体で新しい消費動線を創り出すことができると考えております。


 通信・放送融合に関する具体的な取り組みとして、また、地上デジタル放送の新しいサービスとしてのワンセグを活用した取り組みとして、ご期待下さい。



*1 ごく限られたエリア(数m~数十m)で提供されるワンセグ放送のこと。

*2 実施期間は2007年12月1日(土)から12月16日(日)の10時から17時、場所は京都駅ビル・京福 嵐山駅・高台寺を予定しています。なお日時・場所は、実施状況に応じて予告なく変更する可能性がございます。

*3 外出先で視聴したスポットワンセグ放送の続き映像を自宅などのパソコンで引き続き視聴できるシステムのこと。特許出願中。

*4 実験にご参加いただくには、ワンセグ携帯電話からのモニター登録が必要となります。リンク

* 製品名及び会社名はそれぞれの会社の商標または登録商標です。

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