京セラコミュニケーションシステム、 文書管理システム 「GreenFile X」に新機能を追加 ~蓄積された情報資産の再利用を更に促進~

京セラコミュニケーションシステム株式会社(本社:京都市伏見区 代表取締役社長 森田直行 以下KCCS)は、「GreenFile X」の最新バージョン(Version1.5)の発売を開始致します。

KCCSでは1992年より画像ファイリングの研究に着手し、1993年にファイリング専用機からの脱却と、文書のライフサイクルの管理を実現する文書管理システム「GreenFile」の提供を開始し、多くのユーザ企業で導入・活用いただいております。

 近年高まっている、日本版SOX法に代表される企業のコンプライアンスに対する社会的な要求が企業経営の重要課題となっており、文書管理の目的が“情報の共有・活用”から“説明責任を果たすこと”へと変化してきています。
このような変化を受け、「GreenFile X」は、文書の改ざんや漏えいを防ぐ厳格な文書の保管・管理の実現と、それに相対するユーザ利便性の向上を両立すべく基本機能の充実を行いました。


「GreenFile X」に追加される主な新機能は以下のとおりです。


●統合Windows認証対応
Microsoft Active Directory(以下、Active Directory)との連携機能を実現しました。
現在、コンプライアンス対策として、多くの企業でActive Directoryをはじめとする認証基盤の整備が行われています。企業内に構築されたActive Directoryによる認証と「GreenFile X」の認証を統合することで、企業内ネットワークへのアクセスが許可されると同時に、「GreenFile X」にログインすることが可能となりました。これにより、ID/パスワードの一本化やセキュリティレベルの向上に加え、ユーザの利便性向上が実現されます。


●一覧表示カスタマイズ機能
これまで「GreenFile X」では、階層・キーワード・全文(オプション)などさまざまな検索機能を提供して参りました。この度、階層検索時の表示内容をカスタマイズ可能にしました。
文書について事前の情報(文書に付けられたキーワード・含まれる単語など)を持たないユーザ、あるいはシステム操作に詳しくないユーザが、目的の文書に効率良くアクセスするには、適切に分類・階層化された管理体系が重要になります。
「GreenFile X」では、「文書名」、「更新日/更新者」などの共通の属性だけでなく、「図番」や「決裁者」など文書種別により異なるさまざまなキーワード値から項目を設定し、一覧表示出来るようにしました。これにより、あらゆるユーザが目的の文書に効率良くアクセスすることが可能になります。


「GreenFile X」では、これまでのファイリングシステム構築実績で培った技術・ノウハウと、システムインテグレーターとしての実績から生みだした独自のフレームワークを活用し、多種多様なニーズにお応えできる拡張性も備えています。KCCSは、企業の文書のライフサイクルをトータルでサポートするECM(Enterprise Content Management)ソリューションとして「GreenFile X」を提供し、今後も引続き機能強化に取り組んで参ります。


名    称        「GreenFile X」 Version1.5
価    格        ライセンス料 315万円(1CPU)~ (税込)
提 供 開 始 日           2007年11月1日
販 売 目 標        1.5億円(年間・システムインテグレーション含む)


<GreenOfficeシリーズについて>
業務の生産性向上を実現するために、運用現場の声から生まれ、多くのお客様での運用実績を通じて進化し続ける“使える”ソリューションパッケージ製品群が「GreenOffice」です。IT統制を支えるID管理を中核に、情報を活用する文書管理、プロセスを管理するワークフローなど、「GreenOffice」を通じて、経営を伸ばすベストプラクティスの実現に取り組んでいます。


■GreenFile X (Version 1.5)動作環境について
【サーバ】
OS:Red Hat Enterprise Linux ES4、Windows Server 2003R2
推奨スペック:CPU:Pentium4 2GHz以上推奨
メモリ:2GB以上推奨
ハードディスク:10GB以上の空き容量
WebAppServer:Oracle Application Server 10g R3 (10.1.3.0)/ Tomcat 5.5.23
RDBMS:Oracle Database 10g (10.2.0.1.0)

【クライアント】
OS:Windows XP Professional、Windows2000 Professional、Windows Vista Business
必須ソフトウェア:Internet Explorer6.0SP1、7.0
推奨スペック:〈CPU〉上記OS、ソフトウェアが動作する環境
〈メモリ〉上記OS、ソフトウェアが動作する環境




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