米国のデジタルSTBとDTVコンバーター市場

(株)データリソースは、米国の通信・放送業界をウォッチする The Compassサービスの サブシリーズのレポートとして、「米国のデジタルSTBとDTVコンバーター市場」を出版しました。

米国に於けるアナログ・テレビ放送の終了は2009年2月17日であり,オール・デジタル化までは2年以下に迫っている。地上波放送のアナログからデジタルへの移行におけるインパクトは多くあるが,その1つが多チャンネル・サービスのデジタル・セット・トップ・ボックス(STB)に対してである。

地上波のデジタル化,ハイ・ディフィニション(HD)番組の増加,フラットパネルTVの普及と共にデジタル多チャンネルサービスの動きも活発になっている。ケーブルTV事業者はアナログからデジタル・サービスへの移行を進めており,DBS事業者はHDチャンネルの為に新たな衛星を打ち上げ,電話事業者は高速DSL,あるいは光ファイバーを導入し,IPTVを始めている。この動きは急速にデジタルSTB市場を成長させている。市場が伸びるだけでなく,ケーブルTV市場でのSTBの開放,IPTVの登場等の要因で,新たなベンダーの参入が進み,市場は大きく変化し始めている。

また,アナログ放送の終了後,ケーブルTVや衛星などの多チャンネルサービスに接続されていないアナログ・テレビで地上波を視聴するにはDTVコンバーターが必要となり,その市場に対する期待も大きい。2007年2月までに約5500万台のテレビがDTVコンバーターを必要とすると推測されており,米国政府はその購入の援助に15億ドルの予算を計上している。

このレポートの出版目的はデジタル多チャンネルサービス向けのSTBとアナログ・テレビ向けのDTVコンバーターの市場動向の分析とその成長を予測する事である。このレポートでは詳細なテレビの設置台数の予測を行い,市場へのインパクト要因を分析し,デジタルケーブルTV,DBS,IPTV向けのSTB,それにDTVコンバーターの出荷予測を実施している。

NSI Research, Inc. は、1987 年に米国のシリコンバレーに設立された情報・通信・放送技術分野のマーケット調査とコンサルティング・サービスを提供する会社で,The Compassと呼ばれる,米国のデジタル放送とブロードバンドTVの情報サービスを提供している。本報告書は,そのThe Compassサービスの別冊レポート・シリーズとして出版されたもので,放送、通信、ソフトウェア分野におけるオペレーター、機器・システムベンダーの必携の書である。さらに、IC,半導体、デバイスベンダーや投資/金融関係者にとっても無くてはならないデータを提供している。「米国におけるモバイル向けビデオサービス」の状況,プレーヤの動き,市場動向と予測を提供している。


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