米国の調査会社インスタット社は、アジア太平洋地域におけるIPTV加入者が2012年に3300万を超えるという予測を発表した。
今後数年間、アジアではIPテレビが大きなシェアを獲得しそうな勢いであり、IPテレビとケーブル/衛星テレビの競争が激しくなっていると米国調査会社インスタット社は報告する。既存の通信業者は、IPテレビによって、ブロードバンド顧客に対して、従来のビデオクリップのストリーミングやダウンロードから単なるテレビ視聴などに至る、さまざまなビデオサービスを提供することができる。
「IPテレビとケーブル/衛星テレビの、どちらが最終的に顧客の支持を得られるかどうかについて、確証は全くなかった。アジア太平洋地域では、少なくとも今後数年間は、従来のケーブル/衛星有料テレビとIPテレビの両方が共存すると予測される」と、インスタット社のAlice Zhang氏はいう。
インスタット社は、下記についても調査した。
■ 2006年のアジアのIPテレビ加入者は270万人で、2012年には3300万を超えるだろう
■ アジア太平洋地域のIPテレビコンテンツ放送の加入者からの総収益は、2012年80億ドルに達するだろう
■ 日本や香港などの成熟市場は、2006年のアジア太平洋市場の総加入者数の60%を占めており、今後もIPテレビ市場をリードしていくだろう
インスタット社の調査レポート「アジア太平洋地域のIPTV市場:主要国別発展状況と2012年までの加入者数予測 - IPTV in Asia: Carriers Start the Battle」は、アジア太平洋地域のIPテレビ市場を調査した。2012年までの各国のIPテレビの加入者数と収益を予測し、市場トレンドや国毎の導入状況を分析している。
[調査レポート]
アジア太平洋地域のIPTV市場:主要国別発展状況と2012年までの加入者数予測
IPTV in Asia: Carriers Start the Battle
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