今回発売が開始されるNotes Watcher V2.0では、Notes上に格納されている非常に数多くのNotes文書のログを処理するために、ログ収集と処理の大幅な性能の向上と安定した運用を実現いたしました。これにより、Dominoサーバー(Notesデータベースサーバー)上の重要なDB全てのログを収集しても、Dominoサーバーに対する負荷を最小限にし、安定してログの収集を行うことが可能になります。
企業の内部統制に合わせてITシステムへのセキュリティ強化が必須となっている現在、企業経営にとって重要なビジネス情報が数多く格納されているLotus Notesに関しても、利用ログによる監査証跡の保管が強く求められています。また、利用ログからNotesの利用状況を把握し、Notesデータベースや文書を適切に配置することにより、Notesのバージョンアップコストや日々の運用コストの軽減を図ることもできます。Notes Watcher V2.0は上記のような用途を持つNotesの中堅から大規模ユーザーに対して、年間で50社150ライセンスの出荷を予定しています。
■REALCOM Notes Watcher V2.0の新機能
*ログ処理パフォーマンスの向上
Notes Watcherを構成する各モジュールのチューニングによって、Notes WatcherによるDominoサーバーで発生するログの秒間単位での処理件数を、50件/秒(既存バージョン:Notes Watcher V1.3)から100件/秒と2倍に引き上げました。
*スケジューラーの提供
「スケジューラー」という機能モジュールを提供することにより、Notes Watcherの運用に必要な各種タスクの自動化を可能としました。
・エントリ更新機能の自動化
・分析レポート機能の自動化
・アーカイブ機能の自動化
*カスタマイズ機能の提供
Notes Watcher上でカスタムのSQLを実行させることが可能となりました。これにより、お客様固有の要件に合わせたログ分析レポートや、ログ保管ルールが設定できるようになります。
*最新環境のサポート
Solaris10、DB2 9、SQL Server2005に対応しました。
※Lotus Notes 8については、出荷後対応する予定です。
■発表概要
製品名称:REALCOM(R) Notes Watcher(R) V2.0
標準価格:ログ取得Dominoサーバー毎 Windows版60万円 UNIX(AIX,Solaris)版120万円(税別)~
出荷開始日:2007年5月22日(火曜日)
販売:全国のリアルコム パートナーならびにリアルコム株式会社
動作環境:最新情報は随時リンク に掲載されます。
■REALCOM(R) Notes Watcher(R) の概要
Notes Watcher(R)は、NotesユーザーによるNotes文書へのアクセス履歴をログとして収集する、Lotus Dominoサーバーのアドオンソフトです。
Notesの標準ログでは取得できない「いつ、だれが、どの文書に、何をした」という詳細なログを(R)収集することができます。Notes Watcherは外部RDBにログを格納するため大量のログ収集に優れており、大・中堅企業を中心に、数多くのNotesユーザーで利用されています。
■リアルコム株式会社について
リアルコムは「人中心のエンタープライズコンテンツマネジメント」により、人・情報・ナレッジを有機的に結びつけ、企業を活性化します。そのために、ソフトウェアとコンサルティングを一体として提供し、経営課題解決につながるソリューション提供を実現しています。
リアルコムは今日までに株式会社三菱東京UFJ銀行、ソニー株式会社、ファイザー株式会社、三井物産株式会社、株式会社八十二銀行など150社を超える優良企業に採用されております。
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