「SugarCRM」がサーバ環境含めて5分でセットアップ可能、『SugarST』を発表 - CRMシステムのソフトウェアアプライアンスを無料配布 -

株式会社スペースタグ(所在地:香川県高松市 代表取締役 増沢浩一)は、オープンソースベースの代表的Web業務システム「SugarCRM」がサーバ環境含めて5分でセットアップ可能な、ソフトウェアアプライアンス『SugarST』の無料配布を開始した。

今回 発表するSugarSTは、次のとおりである。

■『SugarST』について
『SugarST』は、オープンソースベースで開発され200万本以上ダウンロードされている代表的なCRMソフト「SugarCRM」のオープンソース版と、スペースタグ社が開発しすでに25万本以上ダウンロードされている日本初のオープンソーススタック「STServer」を統合して、「SugarCRM」が動作する最適なサーバ環境を含めてCRMシステムを短時間で構築できるインストーラである。
Windows版はSugarST専用サイト(リンク)を通じて無償配布され、同サイトを通じてネットワーク経由のプログラムのアップデートを含むサポートサービスをサブスクリプション(購読)形式で供給する予定である。無償配布により、従来高価であったCRMを容易に試用・導入することが可能になる。
Linux/BSD版や商用版「SugarCRM」の対応については、スタック利用によりTCO負担を極小化できる形態で、直接もしくは販売パートナーを通じてSIベースで提供していく。OEM形式での提供も予定している。
今後同社は、すでに販売を開始しているグループウェア「LacoodaST」(リンク)をはじめ、プロジェクト管理、CMS、ブログ、SNSなどオープンソースベースのWeb業務ソフトを中心にソフトウェアアプライアンス形式での提供を行っていく。

■特徴
従来、「SugarCRM」を利用するためには、ApacheWebサーバ・MySQLデータベースそしてPHP言語が動作するサーバ環境を構築・運用する必要があり、こうしたUNIX系のシステム経験を有する技術者の存在が不可欠であった。オープンソーススタック「STServer」およびそのサポートサービスにより、構築さらには運用管理にも専任の技術者を必要としないCRMシステムの運用管理が可能となる。
また、スペースタグ社が提供するアップデートサービスはネットワーク経由での利用を基本としており、大幅なTCO削減が実現できる。
『SugarST』は、近年導入が増加しているサーバ仮想化技術にも対応しており、VMwareやXENなどの仮想サーバの形態での導入も可能である。


【株式会社スペースタグとは】
香川大学初第一号ベンチャーとして事業開始。03年よりオープンソース事業として、オープンソーススタック「STServer」の開発を開始し、05年2月のリリース以来25万本ダウンロードを記録。
オープンソーススタック「STServer」をベースに、オープンソースベースのWeb業務ソフトを中心にした業務アプリケーションのアプライアンス製品の開発およびシステムインテグレータへのスタック技術・ソフトウェアアプライアンス技術の供与を主力事業とする。当事業の推進により、業務システムのTCO削減・技術者不足への対応・中小零細企業のIT化を目標としている。

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社 名 :株式会社 スペースタグ
URL :リンク
代表者 :代表取締役社長 増沢 浩一
設 立 :2001年11月
資本金 :1億2760万円
東京事務所:〒141-0031 東京都品川区西五反田8-2-12 フラッツ増沢
TEL:03-5740-8280 FAX:03-5740-8267
本社:〒761-0301 香川県高松市林町 2217-15 香川産業頭脳化センタービル


【本件に関するお問い合わせ先】

株式会社スペースタグ
広報担当 増沢浩一
Tel 03-5740-8280 FAX 03-5740-8267
e-mail: mas@spacetag.jp URL: リンク
〒141-0031 東京都品川区西五反田8-2-12 フラッツ増沢
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『SugarST』専用Webサイト
リンク e-mail: sugarst@spacetag.jp

※本広報資料の転送/引用は、ご自由にご利用下さい

用語解説

■SugarCRMについて
 「SugarCRM」は、電子メール管理、グループウェア機能、フォーラム機能などを統合した新時代のCRM(顧客関係管理)アプリケーションである。オープンソースの新しいビジネスモデルであるコマーシャルオープンソースの旗手としての側面も持つ。
米国SugarCRM社を中心に、メンバー約2万人をかかえる巨大なコミュニティ「SugarForge」により日々改良が加えられている高機能かつセキュリティ面での安全性が高い製品となっている。PHP言語で記述され、ソースコードが公開されているためカスタマイズも容易である。
日本では、(株)ケアブレインズが日本語ドキュメントプロジェクトや日本語フォーラムを運営しており、同社の内田隆平CTOが「SugarCRM」コミュニティの理事であるために日本語対応も迅速に行われている。
さらに、「SugarForge」には各種業務ソフトとの連携プラグインの他、CTIとの統合プラグイン等の数々のプロジェクトがあり、SugarCRM社が運営する「SugarExchange」で流通している。
Web2.0的な開発形態に加えて「SugarExchange」のような「SaaS」的な展開が進められているCRMである。

関連情報
http://sugarst.net
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お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

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