消費者向けの製品が増えて発展するVoIP IC市場

米国調査会社インスタット社によると、VoIP IC市場は単に成長しているのみでなく、消費者向け市場へと移行しつつあり、今後数年間は無線と動画が大きな牽引力となり、チップレベルの企業にとってはさしあたっての新しい課題になる可能性があるという。

VoIP IC市場は単に成長しているのみでなく、消費者向け市場へと移行しつつあると米国調査会社インスタット社は報告する。今後数年間は、無線とビデオが大きな牽引力となり、チップレベルの企業にとってはさしあたっての新しい課題である。

「今後のIP電話とそれに使用される半導体は、今日のビジネス指向のチップセットと非常に異なるということが明確になるだろう。エッジとコア両方のインターコネクションの新しいフォームは、結局はVoIPチップがネットワークレベルでは必要なくなることを意味している。VoIPは、いつか単なるIPネットワーク上のアプリケーションのひとつに過ぎなくなるということである」とインスタット社のアナリストNorm Bogen氏は語る。

インスタット社は、下記についても調査した。
■ 今日でもVoIPチップの総収益の16%弱がIP電話によるものだが、2010年までに総売上高の約60%を占めるだろう
■ VoIP IC関連の収益は、2006年の6億1370万ドルから2010年には26億3000万ドルまで伸びるだろう
■ VoIPチップに関連するインフラストラクチャ収益は、2010年の総収益の13.6%にすぎないだろう

インスタット社の調査レポート「VoIPチップ市場調査:無線マルチメディアの将来へ向けて - In-Depth Analysis: VoIP Chips: Preparing for a Wireless Multimedia Future」は、インターネットプロトコル上の音声に関する半導体市場を調査している。無線マルチメディアの将来を実現するバリューチェーンに関連する誰もが理解する必要のある、複雑に絡み合うエンドユーザ、キャリア、設備メーカー、VoIPチッププロデューサの間の関係を調査している。2010年までの市場セグメント毎のVoIP IC市場の収益、IP電話向けIC出荷/収益、VoIP CPE ICポート出荷/収益、VoIPインフラストラクチャポート出荷/収益の予測を提供する。

調査レポート
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VoIPチップ市場調査:無線マルチメディアの将来へ向けて
In-Depth Analysis: VoIP Chips: Preparing for a Wireless Multimedia Future
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インスタット (In-Stat)について
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