ワンセグ / 地デジ放送用 番組企画支援ツール「MagicDraw」を発売 トライアル版配布により、制作者層を拡大

デジタル放送規定やBMLなどの専門知識不要で、企画部門と制作部門を効率的に連携

株式会社メディアキャスト(本社: 東京都渋谷区、代表取締役 杉本孝浩)は、専門知識がなくてもGUIによる簡単な操作で、ワンセグを含む地上デジタルテレビ放送の番組企画・立案と簡単なコンテンツ設計が行えるソフトウェアツール「MagicDraw (マジックドロー)」の販売・出荷を開始いたしました。価格は、19万円(税別)です。

また、同製品の全機能を14日間試用できるトライアル版の配布を開始し、これにより、放送関係者はもちろん、コンテンツ制作会社などを対象として、地上デジタル放送コンテンツ制作の裾野を拡大します。

MagicDrawは、NHK(日本放送協会)との共同開発技術をベースにメディアキャストが製品化したものです。
昨年の国際放送機器展(InterBEE2006)で初公開し、デジタル放送規定やデータ放送向けの記述言語であるBML(Broadcast Markup Language)などの知識や技術を必要とせずに、ディレクタなどの番組企画者がGUIによる簡単な操作で番組のサービスイメージをパソコン上で企画・立案することができることから、地上デジタル放送コンテンツ制作の裾野を拡大する画期的なツールとして放送局関係者の注目を集めました。


MagicDrawの主な機能は以下のとおりです。

[1] シーン作成機能
・一般的な描画ツールと同様なGUIによる直感的な操作で、
データ放送画面(シーン)のボタンや文字をレイアウト。
・リモコンやキー操作に対応する画面の動き、音などの動作情報設定。

[2] 遷移図作成機能
・作成した画面の遷移関係を明確化する遷移図を作成。
・リモコンやキー操作など、イベントごとの遷移方法などを設定して、
画面間の遷移情報を入力。

[3] コンテンツ情報設定・管理機能
・番組の企画・立案者名やプロジェクト名を設定し、編集履歴などを管理。

[4] 企画仕様書出力機能
・作成した番組企画案は、BML制作者向けの企画仕様書
(Microsoft Worl/Excel形式)を出力。

[5] プレビュー機能
・BMLでプログラミングすることなく、データ放送画面の遷移状況をプレビュー。

MagicDrawで作成した番組企画案は、付属の「MagicDraw Viewer (マジックドロービューアー)」により、番組関係者全員が画面遷移プレビューやイベント内容の確認を行うことも可能です。

また、メディアキャストのBMLオーサリングソフトウェア「Foliage (フォーリッジ) シリーズ」(※1)へデータを送りBMLコンテンツを自動生成させることが可能で、番組企画部門からデータ放送コンテンツ制作部門への正確かつ効率的な連携が実現します。  (※1)「Foliage typeA」(2007年3月発売予定)および「Foliage typeC」

メディアキャストでは、MagicDrawにより、ワンセグを含むデータ放送番組の充実を促進し、放送と通信が融合したサービスが活性化されると期待しています。また、デジタル放送の番組企画立案からコンテンツ制作、更新運用までを効率的に行える環境を充実させるべく、更なる研究開発を行い、今後のデジタル放送サービスの普及に貢献していきます。

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■MagicDrawについて
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販売価格 :19万円(税別)

稼働環境 :Pentium 4 以上(推奨)、メモリ 512MB 以上(推奨)、HDD 40MB以上
Windows XP Professional / Home SP2 日本語版

トライアル版申込み先:リンク
試用期間 :14日間

※MagicDrawの機能詳細は以下をご参照ください。
リンク

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■株式会社メディアキャストについて
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リンク
株式会社メディアキャスト(本社: 東京都渋谷区、設立:2003年)は、デジタルデータ放送分野に特化したソフトウェア開発・販売、受託開発を行う業界唯一のデータ放送専門会社です。BML(Broadcast Markup Language)技術を始め、コンテンツ制作技術、放送運用支援など、デジタルデータ放送に求められる専門分野で多くの経験と実績を有しており、特に、データ放送用に独自開発した高品質減色アルゴリズム「LACE」は、業界で高く評価されています。メディアキャストのデータ放送製品群は、番組企画支援ツール「MagicDraw」から、BMLオーサリングツール(固定受信用/ワンセグ用)「Foliage」、画像編集ツール「SceneCreator DD」、受信機検証ツール「ShotMUX」、テンプレート型番組更新ツール「DDC-Cue」などがあり、NHK(日本放送協会)、民放各局、地方局、CATV局、ならびにコンテンツ制作会社などで多数採用されており、デジタルデータ放送業界のスタンダード製品として位置づけられています。

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