アジア・ネットコム、南アジア地域の急速な需要拡大に応え、EACシステムを環太平洋地域へ拡張

アジア・ネットコム 2007年01月15日 09時00分

香港発:2007年1月15日 – アジア・ネットコム(本社:香港、アジア・ネットコム・ジャパン株式会社:東京都港区、COO:ジョン・ギャレット)は本日、自社の海底ケーブルシステムであるEACに新しく、環太平洋にわたるEACパシフィック(EAC Pacific)を追加することを発表しました。EACパシフィックの全長は23,500kmにおよび、既存のケーブルシステムの拡張とともに、新しい環太平洋のリングを実現します。

本プロジェクトは2008年7月に完成が見込まれ、日本と米国をつなぐ北ルート、およびグアムとハワイを経由し、フィリピンと米国をつなぐ南ルートから構成されます。またEACパシフィックには、フィリピンと日本を直接つなぐ海底ケーブルシステムも含まれ、これによりリング構成が完成するとともに、現在のシステムと環太平洋にわたるインフラが統合されます。

EACパシフィックの構築に対しては、各パートナー企業、投資家やその他の債務保有者を通して6億3千600万米ドルの資金が確保されています。「従来型クラブケーブル」と今回の「プライベート型」の両方のケーブル構造を組み合わせた革新的な資本構成をもつEACパシフィックのケーブルシステムは、2008年7月に稼動する予定です。アジア・ネットコムは2007年4月までに陸揚げのパートナーを発表し、2007年5月までにベンダーの選択を完了させる見込みです。

アジア・ネットコムのCEOであるビル・バーニーは以下のように述べています。
「昨年12月末の台湾南西沖地震をうけておこった一連の出来事を踏まえ、アジアと米国の間に多様な回線が必要だということが認識されています。EACパシフィックは急速に成長を遂げている南アジア地域の接続の選択肢を広げ、日本や北アジアはもとより、米国向け専用高速回線を提供すべく設計されています。」

新しいEACパシフィックは4ファイバペアから構成され、各ファイバは最低2.56Tbpsのデザインキャパシティを有し、波長あたり10Gbps伝送可能な64波DWDMを利用します。


アジア・ネットコムについて
アジア・ネットコムは、2005年と2006年の2年間に渡り、Frost & Sullivan社の"Data Communications Service Provider of the Year"を受賞しています。アジア太平洋地域において通信インフラである、光ファイバーケーブル:EACを所有し運用しています。このケーブルシステムをベースに、企業および通信事業社にサービスを提供しているほか、現在では、北アメリカやヨーロッパ地域にも事業を展開しており、グローバル企業に対して、アジアと中国本土といった主要な都市間を直接つなげるアクセス回線も提供しております。

2006年8月、アジア・ネットコムの株式はチャイナ・ネットコムから、Ashmore Investment Management、Spinnaker Capital 、Clearwater Capital Partnersからなる国際的な投資家グループへ売却されました。アジア・ネットコムは本社の香港をはじめ、その他アジア、米国およびヨーロッパの主要な市場に拠点をおいています。アジア・ネットコムの詳細はWebサイトwww.asianetcom.jp をご覧ください。

【本件に関するお問い合わせ】
PTC’07 (ホノルル)
Lorain Wong
Asia Netcom
Tel: +1 808 949-4321, ext. 2333
+852 9500 2333 (mobile)
Email: lorain.wong@asianetcom.com

香港:
Tony Chan
Asia Netcom
Tel: +852 2121 2975
Email: tony.chan@asianetcom.com

シンガポール:
Clement Teo
Asia Netcom
Tel: +65 6233 6331
Email:clement.teo@asianetcom.com

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