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携帯電話市場の成長を妨げる端末のロイヤリティー率

米国の調査会社ABIリサーチは、現在の端末技術のロイヤリティー率の高さ、特にWCDMAのロイヤリティー率は、同市場が最大限に成長するのを妨げている最大の問題であると報告している。

ロンドン、2007年1月10日
米国調査会社ABIリサーチの調査レポート「モバイル端末のロイヤリティー」によると、現在の端末技術のロイヤリティー率の高さ、特にWCDMAのロイヤリティー率は、同市場が最大限に成長するのを妨げている最大の問題である。ロイヤリティーは長期間に渡って端末のBOMで大きな割合を占めており、より安価なモバイルコンシューマ向けデバイスを開発するうえで障害となっている。

ABIリサーチの無線分野の調査取締役であるStuart Carlaw氏は言う。「業界で認識されているコンシューマーデバイスのロイヤリティー率は5%である。だが、現在のWCDMA端末の平均ロイヤリティー率は9.4%である。ABIリサーチの調査によれば、現在WCDMAのロイヤリティー率が高い要因は、市場参入企業にあるのではなく、標準化の方法に欠陥があることによる。」

ABIリサーチの調査レポート「モバイル端末のロイヤリティー」によれば、2006年の世界のWCDMAロイヤリティー収益は約25億ドルだった。ロイヤリティー率は技術によって異なるが、平均3.8%~8.5%で算出すると、2011年の端末ロイヤリティーによる総収益額は100億ドルを超えると予測される。

「ヨーロッパ電気通信標準化協会(ETSI)が行っている議論が非常に不透明なため、ロイヤリティーの支払い基準を確認するのは不可能である。そのため「公平、正当でかつ差別のない条件」がどういうものかは不明確である。さらに、ETSIの特許政策には現在のシステムを一新するような確固たる紛争の解決方法が含まれていない」とCarlaw氏は言う。

ABIリサーチの調査レポート「モバイル端末のロイヤリティー」はすべての主要なセルラー技術のロイヤリティーについて詳細に分析し、平均ロイヤリティー率の包括的な定性分析を提供している。この調査レポートは、調査レポート、「Research Briefs」、「Market Data」、オンラインデータベース、「ABI Insights」とアナリストへの質問時間を含む「モバイルデバイス年間リサーチサービス」の一環として提供されている。


◆調査レポート
モバイル端末のロイヤリティー:GSM、CDMA、WCDMA、HSDPA、LTE、WIMAX、UMBデバイスの知的所有権分析
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◆米国 ABI リサーチについて
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