オープンソースソフトウェア (以下、OSS)ライセンスをめぐる一連の訴訟や、ソフトウェア開発の巨大化、第三者への開発委託の増加などにより、企業におけるソフトウェアのソースコード管理は困難になっています。protexIP は、OSSを含めたソフトウェア知的財産が、OSSを侵害していないかどうかを確認できるソリューションであり、特に組み込みソフトウェアやソースコードを公開しないソフトウェアの開発において非常に有効です。この度の機能拡張では、検出できるファイルの種類が大幅に増加し、文字列での検索も可能になるなど、検索の幅がさらに広くなりました。
テンアートニでは、海外展開しているメーカーや、ソフトウェア開発企業での導入を積極的に働きかけるとともに、それ以外の業種に属する企業においても、知的財産管理の必要性をご理解いただくためのマーケティング活動を推進します。
追加した機能の詳細は以下のとおりです。
* バイナリファイル(*)の検出が可能になりました。
* ナレッジベースにおける 「文字列」 の検索が可能になりました。
ライセンス名や会社名、作者名など、文字で表されたキーワードが、検出したコードに含まれているかが確認でき、また一度使用したキーワードは自動的に記憶されます。
* ナレッジベースの範囲が拡大されています。
検索する対象のデータベースが、オープンソースのほか500以上の商用ライセンス、および1800以上のリポジトリに拡大しました。
* 検索レポートをExcelやXMLのデータで出力可能になりました。
(*)バイナリファイル
テキスト形式以外のデータ形式全般のこと。バイナリ形式のデータをバイナリデータ、バイナリデータで構成されるファイルをバイナリファイルという。
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