米ノベル、Identity Driven Computing戦略を具現化

業界標準とオープンソースに基づく業界初の統合アプリケーション/アイデンティティ・プラットフォーム「Identity Services Foundation」と「Application Services Foundation」を提供

オープンプラットフォーム・コンピューティングにおけるリーダーシップの強化を進める米国ノベル社(以下ノベル、米国マサチューセッツ州ウォルサム)は、モジュラー式の包括的な統合開発プラットフォームであるIdentity Services FoundationとApplication Services Foundationを発表しました。これらは、エンタープライズのあらゆる側面で高いセキュリティと管理性を実現するものです。これらのエンタープライズアーキテクチャは、それぞれモジュラー式のソフトウェア開発キットとして提供される予定で、ノベルのハードウェア/ソフトウェア・パートナに対し、オープンソースの革新性と商業的にサポートされるソフトウェアの利点を兼ね備えたセキュリティとアプリケーションのサービス機能を提供します。これにより、ハードウェアやソフトウェアの開発者は、オープンソースを活用して、さまざまな場所に存在するアイデンティティ情報をニーズに応じた形で統合し、これを活用したソリューションを構築・導入することができるようになります。

METAグループのアナリスト、アール・パーキンス氏は、「IT部門では依然として、公的機関による法令の遵守や事業統合、労働力の国際化などを管理していくための負担を強いられています。ノベルのIdentity Driven Computing戦略では、『技術が適応性に優れ、あらゆる事業資産をフルに活用できるならば、複雑さをうまく管理することができる』というアプローチに基づいています。ノベルや、ノベルと競合する企業にとっての次の大きな課題は、特定のアプリケーションサーバプラットフォーム環境に、フェデレーションや仮想化といった複雑なアイデンティティサービスを統合するとともに、これをモジュラー式で管理性が高く、コスト効率のよいものにしていくことにあります」と語っています。

ノベルのIdentity Driven Computingにおけるビジョン
ノベルのIdentity Driven Computing戦略は、企業がアイデンティティ情報を活用してユーザとその他の企業資産との間でのやり取りを定義することを通じて、複雑かつダイナミックな業務環境に適応できるシステムを設計できることを目的としています。企業は、ユーザ管理と同様にポリシーを用いて、サーバ、デスクトップ、各種機器、アプリケーション、ネットワークインフラなど、あらゆるIT資産に関し、その全利用過程を通じたセキュリティ確保と管理を実施することにより、これら資産をさらに高度に活用することができます。Identity Services FoundationおよびApplication Services Foundationによる技術や共通サービスは、ノベルの製品やパートナ企業の製品に組み込まれて提供されます。

ノベルの上席副社長でIdentity Driven製品のゼネラルマネージャであるデヴィッド・リトワックは、「お客様企業は既存のアプリケーションをアイデンティティ対応し、これによって自社のITシステムにおけるアイデンティティ機能の実装を柔軟かつコスト効率よく進めることができます。ノベルのIdentity Services Foundation とApplication Services Foundationは、お客様や当社のパートナが、Identity Driven Computingの利点を享受できるようにするための鍵となるプラットフォームです」と話しています。

◇ ノベルについて
ノベルは、43カ国、50,000社以上のお客様企業に対し、インフラストラクチャ関連のソフトウェアとサービスを提供する先進企業です。企業データセンターから部門レベル、デスクトップにわたるソリューションで20年以上の実績を持つノベルは、世界中の6,000人の社員と5,000のパートナ、サポートセンターによって、Identity Driven Computing(アイデンティティを基盤とするコンピューティング環境)とLinuxソリューションへのお客様のニーズに応えています。ノベルは、商用ソフトウェアとオープンソースソフトウェア双方の分野においてエンタープライズクラスのソフトウェアとサポートを提供し、業務の柔軟性の向上と選択肢の拡大、TCOの削減を実現します。ノベル関する詳細は、リンクをご覧ください。

*Novell、BrainShareは米国Novell, Inc.の登録商標です。
*その他の製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です。

以 上

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