ベリングポイントと日本ピープルソフト、人事分野で協業を開始

~独自の人材育成モデルをもとに、人材育成コンサルティングサービスを提供~

ベリングポイント株式会社、日本ピープルソフト株式会社 2006年01月19日 11時00分

ビジネスコンサルティング大手のベリングポイント株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:内田士郎、以下 ベリングポイント)と日本ピープルソフト株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:デニス ジョラック、以下 ピープルソフト)は、人事分野において協業を開始することを発表します。

協業の第一弾として、人材育成コンサルティングにおいて、ベリングポイント独自の人材育成モデル※1と、ピープルソフトの統合人材管理ソリューションである「PeopleSoft(R) Enterprise ヒューマン キャピタル マネジメント」(以下PeopleSoft HCM) ※2 を連携し、効果的な人材育成の仕組みを構築するコンサルティングサービスの提供を開始します。

1947年から51年生まれの団塊世代の大量退職が始まると言われる2007年以降、業務に精通・熟練したベテラン社員がいなくなり、企業は深刻な人材不足に陥ると言われています。この団塊世代が大量に退職することにより、企業は、いわゆる『匠』と言われるコア人材不足に陥るとされ、高度技能の適切な継承が難しくなっていきます。また一方で、非正規雇用従業員の増加、企業の買収・統合、人材の流動化によって企業の中に異なる文化・価値観が混在するようになり、組織の一体感が失われ、企業内の統制の問題も表面化しつつあります。この状況下で、企業はいかに適正な能力をもったコア人材を広くグループ内で発掘し、育成し、適正配置するかといった人材マネジメントが必要不可欠で、そのためには、統合企業ビジョンを体現する人材育成の仕組みとモニタリングの構築が非常に重要となっています。

ピープルソフトからベリングポイントへの製品と最新技術情報の提供と、ベリングポイントによる上流コンサルティングの提供ならびにピープルソフト製品の導入により、顧客に対してはビジネス環境の変化に対応した効果的かつ実践的な人材育成ソリューション構築のフレームワークを提供いたします。

ベリングポイントは、人材育成/人事制度設計の専門チームをもち、同分野での豊富な知識およびコンサルティング実績を持っています。そのノウハウをもとにベリングポイント独自で開発した人材育成モデルを活用することで、短期間で人材育成の仕組み構築が可能となります。また、べリングポイントは、新たな育成モデルの定着を図るための従業員意識変革プログラムや、組織内部に知識・スキルを有効に獲得・蓄積するためのラーニング・マネジメント・システム(LMS)の導入によって、企業における人材価値の向上を支援することを得意としています。一方、ピープルソフトが提供するPeopleSoft HCMは、豊富な実績を誇る企業向け人事給与管理の統合ソリューションです。企業戦略に基づいた人材戦略の立案から、戦略に沿った業務遂行、その結果測定や状況分析まで、エンド・トゥ・エンドの最適なビジネスプロセスを100%ピュアインターネット対応アプリケーション上で提供し、優れた機能拡張性とユーザビリティーを持ち合わせています。協業の実現によって、ベリングポイントの人事コンサルティングとPeopleSoft HCMとが組み合わされ、顧客企業のビジネス特性と業務要件に合致した実践的な人材育成システムの導入が可能となります。

ベリングポイントとピープルソフトは、1月24日(火)東京 丸ビルホール&コンファレンススクエア(千代田区丸の内2-4-1)で「人材マネジメントセミナー 変革の時代における人的資産活用による競争力確保」を開催し、今後共同で人材育成コンサルティングサービスのプロモーションを実施します。

※1 人材育成モデル
ベリングポイント独自の人材育成モデルであるL-1は、①必要人材要件の定義、②グループ内人材マップ作成、③人材育成需給バランス管理、④LMSによる必要学習機会の自動告知、⑤可視化によるモニタリング、⑥継続的な改善に向けた必要アクションの提言から成り、企業がグループを含めた事業環境と人材育成状況に応じて柔軟な対応を取ることができます。

※2 PeopleSoft HCM
PeopleSoft HCMは、コンピテンシー管理を核として様々な人材開発機能を統合された環境で提供することにより、企業戦略に基づいた人材戦略の立案から、戦略に沿った業務遂行、その結果測定や状況分析まで、エンド・トゥ・エンドの最適なビジネスプロセスを実現します。

ベリングポイント株式会社
ベリングポイントは、世界最大手のビジネスコンサルティング会社のひとつであり、ビジネスとテクノロジーを融合させることにより、グローバル企業ならびに政府機関のビジネスをサポートしています。世界中で17,000名におよぶプロフェッショナル・スタッフが、顧客企業の事業戦略立案、財務再構築、ビジネスモデルの再構築から業務変革、ITソリューション導入、システム・インテグレーション、組織と人の変革、システムの保守、業務の運用に至るまで総合的に提供しています。日本においては、1,000人規模の組織として、企業を成功に導くサポートをしています。2002年、アンダーセンのビジネスコンサルティング部門との統合後、社名をKPMGコンサルティングからベリングポイントに変更しました。世界で100万部の発行部数を誇るビジネス誌『フォーチュン』の調査で「コンピュータ・データサービス分野において米国で最も賞賛される企業」のひとつに選ばれています。(リンク)

日本ピープルソフト株式会社
日本ピープルソフトは、Oracle Corporationの100%出資の子会社です。PeopleSoft EnterpriseとJD Edwards EnterpriseOneは、世界150カ国、25種以上の産業において、1万3,400社の企業で導入されています。日本では、トヨタ自動車、NTTグループをはじめとする優良企業が当社製品を採用しています。(リンク )

Oracle、PeopleSoft、JD Edwardsおよびそれらに付随するロゴはOracle Corporationの登録商標です。

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