2004年9月7日、スウェーデン ストックホルム ECOC発
RED-C Optical Networks Ltd.(レッドシーオプティカルネットワークス、本社イスラエル、以下Red-C)は本日、ストックホルムで開催中のECOCにおいて、東京都港区に同社の日本事務所を開設したことを発表いたしました。Red-Cは独自の光増幅器及びその技術に基づいた高性能光モジュールのリーディングプロバイダーとして、全世界で急速に売上げを伸ばしています。今回の日本事務所の新設によって、日本国内における営業の強化とともにより充実したカスタマサポート体制の構築を進めて参ります。
Red-Cは今月1日に光ネットワークへのリ・コンフィギュレーション(再設定可能)Add/ Drop モジュール(ROADM)導入に関する全く新しいソリューションを発表しています。これまで必要とされてきた光スペクトラム・アナライザ、光チャネルモニター(OCM-Optical Channel Monitor)ユニット、スペクトルオペレーションループを閉じるためのコミュニケーションインターフェースを必要としないため、挿入損失による光SN比(OSNR-Optical Signal Noise Ratio)の低下などこれまでROADMの欠点と言われて来た問題を解消します。同時にこれらのデバイスの必要がなくなることで、ネットワークのパフォーマンスを向上させ、飛躍的にコストを低減させることになります。
このソリューションはRED-Cが今年2月に世界に先駆けて発表した自立型光増幅器 SentiorTM 3000をROADMと相互稼働させることで実現しました。SentiorTM 3000は波長調整用フィルタを内蔵し、光増幅器のループゲインを管理するとともに、スペクトラム・アナライザー機能を持っているため、外付けのOCMモジュールを必要としません。またROADMはSentiorTM 3000の光増幅器のループ内に接続されているため、その補償機能によってOSNRが改善されます。さらにSentiorTM 3000が直接チャネルのADD/DROP監視を行うため、ネットワークをより高信頼度に保つことができます。
RED-C のソリューションは、ROADMをスマートEDFA (Erbium Doped Fiber Amplifier) をコアにした光ネットワークに組込む画期的なソリューションです。機能、コストの両面において、まさにこれまでの概念を覆すRed-Cのソリューションが光ネットワークの世界を確実に一歩前進させるものと考えます。
Red-CのCEO、Yossi Bokerによれば、今回の日本事務所の開設によって、Red-Cは本格的に日本での営業活動を開始すると同時に、最も重視する顧客へのサポート、技術支援をタイムリーに提供することが可能になります。
Red-Cは自立型可変利得EDFA、ラマン光増幅器、利得変換・可変利得各光増幅器、単段光増幅器等を初めとする業界最高水準の光増幅器の設計、製造を行っています。さまざまな技術分野のエキスパートが集結することによって、常に技術の革新を図り、より高パフォーマンスな製品の提供をし続けています。
*本リリースは英語版を元に翻訳、再構成されたものです。
【Red-Cの製品に関して、またはRed-C社に関してのお問合せ先】
Red-C Optical Networks., Ltd.
レッドシー・オプティカル・ネットワークス 日本オフィス
日本代表 石川 義雄
email: Yoshio.i@red-c.com
Tel: 03-5770-3270
Fax: 03-5770-3271
【Red-C Optical Networks社について】
RED-C は2000年3月、Elop Electro-Optics 社(後に Elbit Systems社-NASDAQ: ELBTS-と合併)から独立し、Yossi Boker (CEO) と Dr. Uri Ghera(CTO) により設立されました。(未公開)
販売本社をアメリカ・ペンシルバニア州、R&D拠点はイスラエル・テルアビブに置く、光増幅器のリーディング・プロバイダーであり、この技術をベースにしたローカル分散型光サブシステムのパイオニアです。
詳細は当社ホームページ リンク をご参照ください
御社のプレスリリース・イベント情報を登録するには、ZDNet Japan企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。